2020年04月01日
ZIP-FMの番組で昆虫食について話しました。
【とって食べる】 by 昆虫食倶楽部
3/26に(静岡県以外の!!)東海地方で放送されているZIP-FMの「High!MORNING! TOYOTA HYPER CHARGER」という番組で昆虫食のことについて話しました。
https://zip-fm.co.jp/program/high_morning/
静岡県では放送されないので告知しませんでした(すみません)。
録音を聞いてみたら手前味噌ながらなかなか良いこと言ってるので、夏目の発言部分だけ抜き出して、多少書き直したしたものを公開してみます。
ー昆虫食が注目を集めている理由は?
注目を集めている理由はいくつかあると思いますが、まずひとつは栄養素が豊富に含まれている健康によい食品だということだと思います。タンパク質とか、ミネラル、ビタミンなどいろいろな栄養素をとることができる食材です。
2つ目は、環境に優しい、環境負荷が少ない食材だということ。いまいろいろなところで環境破壊が問題になっていますが、牛肉や豚肉と比べると同じ量のタンパク質を作るのにすごく少ないエネルギーで生産できる、というのも注目を集めている点だと思います。
あと、もう一つ僕がすごく重要だと思っているのは、食べてみると意外と美味しいというところがやっぱり重要なのかな、と思っています。
2つ目の環境のことでいうと、家畜が出す温室効果ガス排出量って実はすごくて、牛のゲップが温暖化にかなり貢献してしまっている、という話もありますね。
牛肉を食べるということは牛という生き物のごく一部だけを食べているわけで、骨とか内蔵とか食べずに捨ててしまっているところがたくさんあります。
それと比べて昆虫食は基本的には生きている昆虫をまるごと全部食べるので、その生き物が持っている要素を全部いただくということになります。無駄がない。それはエネルギー的にも栄養素的にもとても良い食材になるのではないか、と思います。
ー普段どんな活動をしている?
【とって食べる】というシリーズでイベントを開催しています。
季節に合わせていろいろな生き物をとって食べているのですが、例えば夏には【セミをとって食べる】というイベントをやっています。まず参加者のみなさんと一緒にセミを捕まえてきて、それをみんなでわーわー言いながら料理をして、最後に美味しくいただく、というイベントです。
参加者はみなさんとても素敵な笑顔で喜んで参加してくれています。
ただ、昆虫が苦手だという人は少なからずいると思うので、嫌がる人に無理やり昆虫を食べさせるということは絶対にしないように注意してやっています。
親子で参加される方が多いのですが、自分の子どもには昆虫食の体験をさせたいと思っているけど自分は苦手で絶対に食べたくない、という親が参加してくることがあります。「食べたくなければ食べなくてもいいですよ」と伝えますが、他の人たちがわいわい言いながら料理をしていたり食べていたりすると、だんだん美味しそうに見えてきちゃうらしくて、絶対に食べないって言ったけどちょっと食べてみようかなってなって、勇気を出して食べてみたら「あれ?意外と美味しいじゃん」ってなるパターンはとても多いです。
セミは見た目的には少しハードルが高めですが、僕たちもそのあたりはいろいろと工夫をしていて、たとえば衣をたっぷりつけて揚げ物にすると見た目的にも美味しく見えます。
エビマヨになぞらえて、セミマヨっていう料理を作っています(衣をつけて油で揚げたセミをマヨネーズソースにからめる)が、それなんかだと見た目はエビマヨで中身はセミということで、見ため的も大丈夫ですし味も美味しいのではないかと思います。
【とって食べる】は食べることだけじゃなくイベント全体を通してとても楽しいです。
例えば【セミをとって食べる】では、まずみんなでセミを捕まえます。子どもの頃やっていた人は多いと思いますが、大人になってから一生懸命セミを捕まえることってあまりないですよね。やってみると童心にかえるという言葉そのままで、セミを捕まえるっていう行為自体がまずとても楽しいんです。
そして、食べるっていう行為は、生きていくうえでのとても根源的な部分ですので、虫を捕まえるだけより、食べることで1歩2歩踏み込んで自然と触れ合うことができ、自然をまさにまるごと味わっている、といった感覚があります。
さらにそれを一人でやるのではなく、参加者のみなさんと一緒にわいわい言いながらやるというのは、すごく楽しいな、と思っていつもやっています。
ー昆虫はおいしい? 一番美味しかった昆虫は?
美味しくなかったらやる意味はないし、イベントとしても続いていかないと思います。僕自身はもちろん美味しいと思ってますし、参加者の感想を見てもとても美味しかったという意見は多いです。
昆虫食をやっている人はみんな言うことですが、カミキリムシの幼虫はとても美味しいです。芋虫ですが、少し熱を加えてから食べるととてもクリーミーで、セミとはまた全然違った味ですが、とても美味しいです。
セミは香ばしい風味とサクサクの食感が美味しいです。
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— High!MORNING!@さぁ今日から新年度!色々あるけどヒアウイゴー (@highmorning_zip) March 25, 2020
3/26に(静岡県以外の!!)東海地方で放送されているZIP-FMの「High!MORNING! TOYOTA HYPER CHARGER」という番組で昆虫食のことについて話しました。
https://zip-fm.co.jp/program/high_morning/
静岡県では放送されないので告知しませんでした(すみません)。
録音を聞いてみたら手前味噌ながらなかなか良いこと言ってるので、夏目の発言部分だけ抜き出して、多少書き直したしたものを公開してみます。
ー昆虫食が注目を集めている理由は?
注目を集めている理由はいくつかあると思いますが、まずひとつは栄養素が豊富に含まれている健康によい食品だということだと思います。タンパク質とか、ミネラル、ビタミンなどいろいろな栄養素をとることができる食材です。
2つ目は、環境に優しい、環境負荷が少ない食材だということ。いまいろいろなところで環境破壊が問題になっていますが、牛肉や豚肉と比べると同じ量のタンパク質を作るのにすごく少ないエネルギーで生産できる、というのも注目を集めている点だと思います。
あと、もう一つ僕がすごく重要だと思っているのは、食べてみると意外と美味しいというところがやっぱり重要なのかな、と思っています。
2つ目の環境のことでいうと、家畜が出す温室効果ガス排出量って実はすごくて、牛のゲップが温暖化にかなり貢献してしまっている、という話もありますね。
牛肉を食べるということは牛という生き物のごく一部だけを食べているわけで、骨とか内蔵とか食べずに捨ててしまっているところがたくさんあります。
それと比べて昆虫食は基本的には生きている昆虫をまるごと全部食べるので、その生き物が持っている要素を全部いただくということになります。無駄がない。それはエネルギー的にも栄養素的にもとても良い食材になるのではないか、と思います。
ー普段どんな活動をしている?
【とって食べる】というシリーズでイベントを開催しています。
季節に合わせていろいろな生き物をとって食べているのですが、例えば夏には【セミをとって食べる】というイベントをやっています。まず参加者のみなさんと一緒にセミを捕まえてきて、それをみんなでわーわー言いながら料理をして、最後に美味しくいただく、というイベントです。
参加者はみなさんとても素敵な笑顔で喜んで参加してくれています。
ただ、昆虫が苦手だという人は少なからずいると思うので、嫌がる人に無理やり昆虫を食べさせるということは絶対にしないように注意してやっています。
親子で参加される方が多いのですが、自分の子どもには昆虫食の体験をさせたいと思っているけど自分は苦手で絶対に食べたくない、という親が参加してくることがあります。「食べたくなければ食べなくてもいいですよ」と伝えますが、他の人たちがわいわい言いながら料理をしていたり食べていたりすると、だんだん美味しそうに見えてきちゃうらしくて、絶対に食べないって言ったけどちょっと食べてみようかなってなって、勇気を出して食べてみたら「あれ?意外と美味しいじゃん」ってなるパターンはとても多いです。
セミは見た目的には少しハードルが高めですが、僕たちもそのあたりはいろいろと工夫をしていて、たとえば衣をたっぷりつけて揚げ物にすると見た目的にも美味しく見えます。
エビマヨになぞらえて、セミマヨっていう料理を作っています(衣をつけて油で揚げたセミをマヨネーズソースにからめる)が、それなんかだと見た目はエビマヨで中身はセミということで、見ため的も大丈夫ですし味も美味しいのではないかと思います。
【とって食べる】は食べることだけじゃなくイベント全体を通してとても楽しいです。
例えば【セミをとって食べる】では、まずみんなでセミを捕まえます。子どもの頃やっていた人は多いと思いますが、大人になってから一生懸命セミを捕まえることってあまりないですよね。やってみると童心にかえるという言葉そのままで、セミを捕まえるっていう行為自体がまずとても楽しいんです。
そして、食べるっていう行為は、生きていくうえでのとても根源的な部分ですので、虫を捕まえるだけより、食べることで1歩2歩踏み込んで自然と触れ合うことができ、自然をまさにまるごと味わっている、といった感覚があります。
さらにそれを一人でやるのではなく、参加者のみなさんと一緒にわいわい言いながらやるというのは、すごく楽しいな、と思っていつもやっています。
ー昆虫はおいしい? 一番美味しかった昆虫は?
美味しくなかったらやる意味はないし、イベントとしても続いていかないと思います。僕自身はもちろん美味しいと思ってますし、参加者の感想を見てもとても美味しかったという意見は多いです。
昆虫食をやっている人はみんな言うことですが、カミキリムシの幼虫はとても美味しいです。芋虫ですが、少し熱を加えてから食べるととてもクリーミーで、セミとはまた全然違った味ですが、とても美味しいです。
セミは香ばしい風味とサクサクの食感が美味しいです。
夏目さんオススメの昆虫食は「カミキリムシの幼虫」!!どんな味なのか、食べてみたいです#ハイモニ
— High!MORNING!@さぁ今日から新年度!色々あるけどヒアウイゴー (@highmorning_zip) March 25, 2020
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Posted by 昆虫食倶楽部 at 22:17│Comments(0)
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