› とって食べる › 2015年12月

2015年12月24日

昆虫食研究者 野中健一氏を迎えての【身近な自然と食についてのトークイベント vol.1】のご案内

みんなのはままつ創造プロジェクト2015採択事業
【とって食べる】 by昆虫食倶楽部


【身近な自然と食についてのトークイベント vol.1】のご案内です。



昆虫食研究のトップランナー 立教大学教授の野中健一氏が、【とって食べる】に参加していただけることになりました!

野中氏は、世界各地を訪れ、そこでの昆虫食と人々の暮らしについて丁寧に記録し、調査研究されています。

「身近な自然と人間との関わり」という観点から昆虫食を見つめる野中氏は、【とって食べる】by昆虫食倶楽部にとって外すことは出来ない方です。

実は私(夏目)が昆虫食に興味を持つきっかけになったのが、野中氏の著書「虫食む人々の暮らし」だったこともあり、

今回のイベントが開催できることがとてもうれしいです!


世界や日本の昆虫食に関する講演の後、
質疑応答の時間をたっぷりとって、
参加者のみなさんといっしょに
身近な自然と食、そして昆虫食について語り合うトークイベントとしたいと思います。

研究活動でとても多忙な中、なんとか予定を調整していただき実現したこのイベント。
またとない機会ですので、ぜひご参加ください。



【日時】2016年1月9日(土) 17:00~19:00

【会場】Seminar room黒板とキッチン(浜松市中区田町327‐19 万年橋パークビル1階 地図

【参加費】無料

【定員】20名(先着順)

【申込方法】
①参加者氏名
②電話番号
③メールアドレス
④年齢(差し支えなければ)
⑤イベント名(身近な自然と食についてのトークイベント vol.1 野中氏)
を、メールにてご連絡下さい。

メールアドレス:furaha.natsume@gmail.com




【お問い合わせ先】
昆虫食倶楽部 夏目恵介
電話:090-9900-0928
メール:furaha.natsume@gmail.com


1月14日(木)には、
猟師 片桐邦雄氏を迎えての【身近な自然と食についてのトークイベント vol.2】絶品猪鍋付!
もあります。
あわせてどうぞ。



↓↓ぜひ他のページもご覧くださいパー
今後のイベントの情報一覧
終了したイベントの様子一覧  


Posted by 昆虫食倶楽部 at 18:39Comments(0)今後のイベント情報

2015年12月19日

猟師 片桐邦雄氏を迎えての【身近な自然と食についてのトークイベント vol.2】 のご案内

みんなのはままつ創造プロジェクト2015採択事業
【とって食べる】 by昆虫食倶楽部


【身近な自然と食についてのトークイベント vol.2】のご案内です。




天竜をフィールドに活動する猟師・猟師・養蜂家・料理人 片桐邦雄さんをお招きして、イノシシ・シカの猟の話、天竜川での漁の話、ニホンミツバチの養蜂の話、また、それらを育む天竜や日本の自然の話、そして、自然の恵みをいただくということ、などなど、いろいろなお話をうかがいたいと思います。

片桐さんがとったイノシシを使った猪鍋を用意していただきますよ~。

質疑応答の時間もたくさんとり、参加者のみなさんとの対話の中から、身近な自然と食について考える時間にしたいと思っています。

ぜひご参加ください。


【日時】2016年1月14日(木) 19:00~21:00

【会場】Seminar room黒板とキッチン(浜松市中区田町327‐19 万年橋パークビル1階 地図

【参加費】1,000円(未就学児無料) 絶品!猪鍋付き

【定員】20名(先着順)

【申込方法】
①参加者氏名
②電話番号
③メールアドレス
④年齢(差し支えなければ)
⑤イベント名(身近な自然と食についてのトークイベント vol.2 片桐氏)
を、メールにてご連絡下さい。

メールアドレス:furaha.natsume@gmail.com







【お問い合わせ先】
昆虫食倶楽部 夏目恵介
電話:090-9900-0928
メール:furaha.natsume@gmail.com


1月9日(土)には、
昆虫食研究者 野中健一氏を迎えての【身近な自然と食についてのトークイベント vol.1】
もあります。
あわせてどうぞ。


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今後のイベントの情報一覧
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Posted by 昆虫食倶楽部 at 12:08Comments(0)今後のイベント情報

2015年12月05日

【猟師さんのお話を聞きながらシカ・イノシシを食べる】開催しました!①屠殺・解体編のご報告

※下の方に少しインパクトの強い写真が掲載されています。気にされる方は閲覧に注意をお願します。



みんなのはままつ創造プロジェクト2015採択事業
【とって食べる】 by昆虫食倶楽部

11月28日(土)に【猟師さんのお話を聞きながらシカ・イノシシを食べる】開催しました!

参加者:19名


さすがにイノシシ、シカを自分たちで捕まえるのは難しいので、
今回は天竜の森をフィールドに活動している猟師 片桐邦雄さんにご協力いただきました。

片桐さんは罠猟で、狩猟しています。

普通の罠猟の場合、森のなかに仕掛けたくくり罠に獲物がかかるとその場で屠殺するのですが、
片桐さんの場合は、かかった獲物を生け捕りにするというとても珍しい方法で狩猟しています。

生きた状態のまま解体場へ運び、一晩安静にして落ち着いた状態で、一気に屠殺、解体します。

その詳細はぜひ片桐さんの著書をお読みください。

罠師 片桐邦雄 狩猟の極意と自然の終焉 (みやざき文庫99)



そして、今回は前日に捕獲した生きたままのイノシシを用意していただき、
それを屠殺、解体するところから見学させていただきました。

狩猟期間中はほぼ毎日1頭以上捕獲する片桐さんだからこそ出来る、
かなり特別なイベントです。


60kg以上あるイノシシ 何度か出産を経験しているメスだそうです。

ガムテープで目隠しをすることで、落ち着いて静かにしています。
が、近くで見るととても迫力があります。

生きているので、呼吸していますし、触ると体温で温かい(当然のことですが。。。)。



槍のような道具で心臓をひと突きします。
あっという間の屠殺でした。

「イノシシにとってはほとんど痛みも感じないまま死んでいくのではないか」とのこと。


子供たちも最前列で真剣に見学しています。


お腹を開いて内蔵を取り出していきます。


心臓と肺


写真の上の方に見える黒い線が槍で刺した穴です。
毛皮の上から槍を刺したわけですが、見事に心臓に命中しています。


続いて消化器系
内蔵の形や配置などは人間とほぼ同じだそうです。
自分のお腹の中がイメージできました。


さすがに内蔵も大量
レバーがとても美味しそうでした(笑)


美しい


今回のイノシシは左の後ろ足がくくり罠にかかったので、
内出血がおなかのあたりにまででていました(写真右上)。
理想は前足を罠にかけたいのだそうです。




続いて、小腸、大腸の中をていねいに洗います。


腸の中から出てきた回虫にみんな興味津々


胃を開いたところ。シイの実がぎっしり詰まっていました。
胃液によって消化された強い匂いがしました。

胃の内側も綺麗に洗って今日の作業は終了。
(この後、一晩冷やしてから皮をはぎ、肉を取り出します。)



その2へ続く




  


Posted by 昆虫食倶楽部 at 10:49Comments(0)開催したイベントの報告