› とって食べる › 2019年10月

2019年10月28日

こんちゅうクントークイベント【虫たちの性と生殖のおはなし】

【とって食べる】 by 昆虫食倶楽部



主催:NPO法人浜松男女共同参画推進協会 
企画協力:昆虫食倶楽部


子どもたちに大人気のこんちゅうクントークイベントを開催します。
ただし今回は大人向け!

自分の子孫をより多く残すために、負けられない戦いがそこにはある。

カマキリのオスは交尾後にメスに食べられちゃうんだって!? 
オスが子育てをする虫もいるらしいよ! 
クジャクのオスはなぜあんなに派手なの?(メスは地味なのに)
「精子競争」ってなんだ?? 

繁殖行動の中でのオスとメスをめぐるおもしろエピソードをこんちゅうクンが愛を込めて語ります。
人間顔負けのラブアフェアな世界をお楽しみください。


ドリンク(アルコールも)&軽食の販売もあります。
飲み食いしながらざっくばらんな雰囲気でトークを楽しみましょう。

※(残念ながらw)今回は昆虫料理の販売はありません!



こんちゅうクンの
虫たちの性と生殖のおはなし~ラブアフェアな世界へようこそ~

日時:2019年12月7日(土)18:00~

会場:クリエート浜松4階 クッキングルーム

トーク:こんちゅうクン(北野伸雄氏・磐田市竜洋昆虫観察公園職員)

参加費:2,000円(会場で使える500円の金券付き) 
当日会場にてお支払いください

定員:35名(先着順)

申込み:申し込みフォームより申し込みをお願いします。


チラシのPDFファイルダウンロード


今回のイベントはNPO法人浜松男女共同参画推進協会が展開している「パープルアクションプロジェクト」の一環として開催します。

パープルアクションプロジェクトは、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンのパープル(紫)をベースとした様々なアクションを通じて、女性に対する暴力根絶の願いがひとりでの多くの方に広がるように願いを込めた活動です。

当日は絵本作家Motomitsu Maehara氏デザインのパープルTシャツの販売もあります。




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Posted by 昆虫食倶楽部 at 18:05Comments(0)今後のイベント情報

2019年10月27日

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました

【とって食べる】 by 昆虫食倶楽部



10月20日(日)に【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました。


前日まで降っていた雨もあがり、とても気持ちの良い秋の一日。

まさにバッタとり日和!
天竜川の河川敷に集合し、ハンティングのスタートです。

<トノサマバッタの捕まえ方>
虫取りあみをもって草原を歩く
 ↓
バッタが人の接近を察知してとびたつ
(数十メートルとぶときもある!!)
 ↓
バッタの着地地点を目指してダッシュ
(数十メートルダッシュするときもある!!)
 ↓
思い切りあみをかぶせる


ダッシュして


捕まえる


ゲット〜


こちらでもダッシュ


どこにバッタがいるかわかりますか?
ほとんど同じ色をしているので、草原の中にいるバッタを目視で見つけるのはかなり難しい。
そのため、とびたつバッタをダッシュして追いかける必要があるのです。


近づくとすぐにとんでいってしまうので、近づいて写真を撮るのはとてもタイヘン(この写真を撮るために結構走りました)


大きな径のあみ(魚用のタモ網です)がとても活躍します




飽きた子どもたちは遊具で遊びます
いろんな遊具がある場所なのでその意味でも都合が良い


雨上がりで水たまりにアマガエルが泳いでました


大学生は忍び寄って


ゲット


ひとり黙々と捕まえる人

熟練してくるとそれほどダッシュしなくても捕まえられるようになるようです


前日は雨&低気温だったのでたくさんとれないかもしれないなぁと思っていましたが、当日になってみると雨もあがり、気温も上がり、たくさんのバッタを捕まえることができました。


協働センターの料理教室へ移動して、料理の部スタート


まずはお湯でさっと茹でます


熱が加わるとほんのり赤く色付きます
エビが赤くなるのと同じ現象です

トノサマバッタにクルマバッタも混ざっているかもしれませんが、細かいことは気にしません
(今度見分け方教えて下さい。。。)


天ぷらにしていきます
今回は普通の天ぷらにくわえ、カレー粉を混ぜたカレー味天ぷら、青のりをまぜた青のり天ぷらも作りました

後脚の先の部分は、固くてギザギザがあるので、口触りが悪いです
事前に取り外しておいても良いですが、今回はその部分を持ち手にして天ぷら粉をつけて揚げるようにしました(その部分は残して食べる)
エビの尾を持ち手にするのと同じ要領です

翅も口に残るからとってから揚げたほうが良いよね、という意見もありました
僕個人としては翅はそれほど気にならなりません(全部まるごと食べたいという意識がそう思わせているのかも)

次回は翅付き/翅なし食べ比べしてみましょう!

後脚の太もも(?)の部分は、油で揚げれば美味しく食べられます
筋肉が詰まっているので、殻の部分とは少し違う味があります



とって食べるではつまみ食いが推奨されています
揚げたてをつまむのが一番美味しいですからね


事前に田んぼでとっておいたイナゴも料理します
みんなで下処理


イナゴの佃煮完成
イナゴは今でも食べられている地域が多い(唯一の?)昆虫ですが、やはり美味しさに安定感、安心感がありますね


参加者からの差し入れ食材
ニジマスの干物(手作り)と大根の抜き菜


子どもたちもできることをやります


むしむしぱん(虫蒸しパン)

蒸しパンの味が強いので、虫感をあまり感じず、昆虫食初心者にもオススメの一品です笑


蒸しているうちに虫が浮き上がってくるので、最初は奥まで押し込んでおくことがポイントです

次は栗虫を使った「くりむしむしようかん」を作りたいです!


完成
トノサマバッタの天ぷら
小さめトノサマバッタと人参、玉ねぎのかき揚げ


いただきま~す


むしむしぱんは虫部分を食べてしまうと残りはただの蒸しパンなので、次回は一口サイズのカップで作るようにします


今回もとても楽しく、豪華なお食事になりました。

自分でとってきたものを料理して食べる、って改めていいなぁと思いました。


この記事を書いているのはイベントからわずか10日後ですが、早くも冬の気配が濃くなってきています。

トノサマバッタを食べられるのは秋だけ。新鮮な旬の食材!

人気の昆虫食であるイナゴも、農薬を使っている田んぼにはいないので、最近では身近な生き物ではなくなってきてしまいました。

とても贅沢なことなんですね。

身の回りにいろいろな生き物がいることを感じて、その環境に感謝したいです。



ごちそうさまでした~


今シーズンの【とって食べる】の野外イベントはこれで終了の予定です。

シーズンオフの間は、トークイベントや勉強会の開催を考えています。

まずは↓

12/7こんちゅうクントークイベント【虫たちの性と生殖のおはなし】

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Posted by 昆虫食倶楽部 at 00:00Comments(0)開催したイベントの報告