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2019年10月27日

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました

【とって食べる】 by 昆虫食倶楽部

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました

10月20日(日)に【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました。

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
前日まで降っていた雨もあがり、とても気持ちの良い秋の一日。

まさにバッタとり日和!
天竜川の河川敷に集合し、ハンティングのスタートです。

<トノサマバッタの捕まえ方>
虫取りあみをもって草原を歩く
 ↓
バッタが人の接近を察知してとびたつ
(数十メートルとぶときもある!!)
 ↓
バッタの着地地点を目指してダッシュ
(数十メートルダッシュするときもある!!)
 ↓
思い切りあみをかぶせる

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
ダッシュして

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
捕まえる

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
ゲット〜

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
こちらでもダッシュ

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
どこにバッタがいるかわかりますか?
ほとんど同じ色をしているので、草原の中にいるバッタを目視で見つけるのはかなり難しい。
そのため、とびたつバッタをダッシュして追いかける必要があるのです。

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
近づくとすぐにとんでいってしまうので、近づいて写真を撮るのはとてもタイヘン(この写真を撮るために結構走りました)

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
大きな径のあみ(魚用のタモ網です)がとても活躍します

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
飽きた子どもたちは遊具で遊びます
いろんな遊具がある場所なのでその意味でも都合が良い

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
雨上がりで水たまりにアマガエルが泳いでました

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
大学生は忍び寄って

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
ゲット

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
ひとり黙々と捕まえる人

熟練してくるとそれほどダッシュしなくても捕まえられるようになるようです

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
前日は雨&低気温だったのでたくさんとれないかもしれないなぁと思っていましたが、当日になってみると雨もあがり、気温も上がり、たくさんのバッタを捕まえることができました。


協働センターの料理教室へ移動して、料理の部スタート

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
まずはお湯でさっと茹でます

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
熱が加わるとほんのり赤く色付きます
エビが赤くなるのと同じ現象です

トノサマバッタにクルマバッタも混ざっているかもしれませんが、細かいことは気にしません
(今度見分け方教えて下さい。。。)

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
天ぷらにしていきます
今回は普通の天ぷらにくわえ、カレー粉を混ぜたカレー味天ぷら、青のりをまぜた青のり天ぷらも作りました

後脚の先の部分は、固くてギザギザがあるので、口触りが悪いです
事前に取り外しておいても良いですが、今回はその部分を持ち手にして天ぷら粉をつけて揚げるようにしました(その部分は残して食べる)
エビの尾を持ち手にするのと同じ要領です

翅も口に残るからとってから揚げたほうが良いよね、という意見もありました
僕個人としては翅はそれほど気にならなりません(全部まるごと食べたいという意識がそう思わせているのかも)

次回は翅付き/翅なし食べ比べしてみましょう!

後脚の太もも(?)の部分は、油で揚げれば美味しく食べられます
筋肉が詰まっているので、殻の部分とは少し違う味があります

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
とって食べるではつまみ食いが推奨されています
揚げたてをつまむのが一番美味しいですからね

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
事前に田んぼでとっておいたイナゴも料理します
みんなで下処理

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
イナゴの佃煮完成
イナゴは今でも食べられている地域が多い(唯一の?)昆虫ですが、やはり美味しさに安定感、安心感がありますね

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参加者からの差し入れ食材
ニジマスの干物(手作り)と大根の抜き菜

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子どもたちもできることをやります

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むしむしぱん(虫蒸しパン)

蒸しパンの味が強いので、虫感をあまり感じず、昆虫食初心者にもオススメの一品です笑

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
蒸しているうちに虫が浮き上がってくるので、最初は奥まで押し込んでおくことがポイントです

次は栗虫を使った「くりむしむしようかん」を作りたいです!

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
完成
トノサマバッタの天ぷら
小さめトノサマバッタと人参、玉ねぎのかき揚げ

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
いただきま~す

【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
むしむしぱんは虫部分を食べてしまうと残りはただの蒸しパンなので、次回は一口サイズのカップで作るようにします


今回もとても楽しく、豪華なお食事になりました。

自分でとってきたものを料理して食べる、って改めていいなぁと思いました。


この記事を書いているのはイベントからわずか10日後ですが、早くも冬の気配が濃くなってきています。

トノサマバッタを食べられるのは秋だけ。新鮮な旬の食材!

人気の昆虫食であるイナゴも、農薬を使っている田んぼにはいないので、最近では身近な生き物ではなくなってきてしまいました。

とても贅沢なことなんですね。

身の回りにいろいろな生き物がいることを感じて、その環境に感謝したいです。


【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
ごちそうさまでした~


今シーズンの【とって食べる】の野外イベントはこれで終了の予定です。

シーズンオフの間は、トークイベントや勉強会の開催を考えています。

まずは↓

12/7こんちゅうクントークイベント【虫たちの性と生殖のおはなし】
【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました
参加申込受付中ですよ~

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