とって食べる

みんなのはままつ創造プロジェクト2015採択事業
【とって食べる】 by昆虫食倶楽部

8月23日(日)に【外来種をとって食べる】開催しました！

参加者：大人23名　子供18名　（浜松水辺を愛する会より7名）

とてもたくさんの方に参加していただき大盛会となりました！　
ありがとうございますm(_ _)m


捕獲編のご報告です。

場所：東神田川（浜松市西区西山町）



西山ゴルフ、ミニストップ脇のしいの木の下に集合した後、捕獲場所まで川沿いの管理道を歩いて移動



すぐとなりはゴルフ場


東神田川は湧水が多く流れ込んでいるため、水がとてもきれいです。
ひんやりと気持ちいい！


最初に「浜松水辺を愛する会」会長の中村さんから、東神田川についてのお話を伺いました。

「東神田川はホトケドジョウを始め、今は希少になってしまった生物がたくさんいるとても豊かな川」

「最近は、危ないから、と川に入ることを禁止されている子供が多いが、夏になったら水遊びする子供がたくさんいるのが本来の川の姿」と。


捕獲スタート！




水辺の会のみなさまにアドバイスいただきながら捕獲していきます。



アメリカザリガニゲット！


40ｃｍ級のブラックバス（オオクチバス）


こちらもブラックバス


ブルーギル


モクズガニも　モクズガニは在来種


これはなにかな～

子供たちのキラキラした表情がとてもいいね！



そして大人も。



捕獲した生き物の名前と数をチェック

今回捕獲した生き物
ブラックバス
ブルーギル
アメリカザリガニ
ヌマチチブ
ウキゴリ
トウヨシノボリ
オイカワ
ギンブナ
ホトケドジョウ
ドジョウ
モクズガニ
スジエビ
ミゾレヌマエビ

それほど広くも深くもない川の数十メートルの間に、これだけ多様な生き物がいることにびっくりしました。
身近なところにこんなにも豊かな川があるのはとても嬉しいことですね。


在来種の生き物は川へリリース

外来種のブラックバス、ブルーギル、アメリカザリガニはおいしくいただくために調理場へ


ブラックバスなどの外来種は生命力、繁殖力がとても強く、
放っておくと、もともとその場に生息していた生き物を駆逐してしまう可能性があります。

参考：しってるかな？外来生物

生物多様性を守るために、外来種を駆除することが必要になってくるのですが、
駆除するのであれば、せっかくならおいしくいただこう
というのが今回の企画。


ただ、ブラックバスが「悪者」なわけではなく、彼らもその場その場で懸命に生きているだけなのですね。

今回のイベントで、身近な生き物や外来種について考えるきっかけになったらいいな、と思います。


特定外来生物の取扱について
ブラックバスなどの特定外来生物は、捕獲した場所から生きたまま移動させることは禁止されています。
つまり、どこかへ運ぶ場合は捕獲したその場でしめる必要があります。
が、食べる目的で調理場へ移動させる場合は条件付きでOKになる場合があります。
詳しくは地方環境事務所へお問い合わせください。
（今回のイベントは地方環境事務所と打ち合わせの上問題ない方法で行いました）


料理して、食べる編へ続く



↓↓ぜひ他のページもご覧ください
今後のイベントの情報一覧
終了したイベントの様子一覧