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2018年08月22日

【とって食べる】は食糧危機を救うことはできるのか!?

【とって食べる】 by 昆虫食倶楽部


「食用目的のセミの幼虫捕獲やめて」埼玉の公園担当課が注意促したワケ


【とって食べる】って自然の恵みをいただくってことなんですよね。


山菜が来年も同じように生えてくるように、全て採ってしまうのではなく一部は残しておくとか、

小さなサイズの魚はリリースして、大きなものだけ食用にするとか、

食べられる分だけとって、とりすぎないとか、

自然と持続可能なかたちで付き合っていく、自然の恵をずっと享受していくための知恵っていろいろあると思うのです。


【とって食べる】のイベントでは、参加者のみなさんが自らの手で生き物を捕まえて、料理して、食べるという体験を実際にしていただくことで、”食べる”という日常を今一度見直してみたり、食文化やそれを育む土台となっている身近な自然について、また自然との付き合い方の知恵について、などを考えるきっかけになっていると思っています。



ウナギやマグロなどのように「うまい付き合い方」の範囲を超えてとれるだけとってしまったら、その恵みをいただくことはできなくなってしまうわけです。


セミにとってのその閾値がどれぐらいなのかはよく分かっていないようですが、とり過ぎたら減ってしまうのは当たり前のことですね。


将来食糧危機になったとして、もしみんながセミやバッタをとって食べ始めたら、あっという間にいなくなってしまうでしょう。


ヒトが地球上に増えすぎてしまって食糧問題はとてもむずかしい局面に入っていますが、
セミに限らず、今おいしくいただいている自然の恵みをこれからもずっといただくためには、食べることや自然についてもうすこし関心を持っていく必要があるのかな、と思います。




全く別の話として、

海外ではコオロギやワームを中心として食用昆虫の養殖プラントビジネスが活発になってきているとのこと。

牛などの家畜を育てるのと比べて、昆虫は同じ量のタンパク質をはるかに少ないエネルギー(餌や水など)で生産できます。

栄養価的にも優れています。


昆虫食が食糧危機を救うとすれば、昆虫の大量養殖は不可欠。
(【とって食べる】では食糧危機の解決策にはならない)

これはこれで興味があります。


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Posted by 昆虫食倶楽部 at 18:48│Comments(0)考えたこと
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