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2024年04月14日
ガチ!生物多様性塾2024 実施要項・参加申込
ガチ!生物多様性塾2024 by 昆虫食倶楽部
<プログラム>
4/28(日) <プレイベント> 安間川でガサガサ
6/16(日) ガサガサフィールドワーク with マーシー@獲ったり狩ったり
7/6(土) 浜名湖フィールドワーク① アマモ場の生き物観察
7/15(月・祝) 浜名湖フィールドワーク② 浜名湖の生態系
7/20(土) 夜の昆虫観察会 with こんちゅうクン
8/18(日) ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
9/15(日) 【岸本年郎氏講演会】海洋島の生物多様性と進化(仮)
9/29(日) 外来種フィールドワーク
10/6(日) プレゼン準備会①
10/20(日) プレゼン準備会②
11/3(日) 受講生によるプレゼン大会
<目的>
生物多様性の考え方を理解し、その保全に向けて行動できる人になる
勉強会、フィールドワーク、グループディスカッション、プレゼン大会を通して生物多様性について体験しながら学ぶ
<大切にすること>
大人にとっての「正解」「答え」を教えるのではなく、受講生が主体的、探求的に学ぶことができるように最大限工夫する
受講生と聴講者、スタッフが一緒に生物多様性について考える場にする
<対象者>
受講生:中学生・高校生(定員10名程度) 空きがあれば小学5.6年生を受け入れる場合があります
スポット参加:小学校高学年から大人までどなたでも参加可能
受講生は、すべてのプログラムに優先的に参加できる他、生きものに関する情報提供、各自の興味関心に合わせた課題の設定、プレゼン作成へのアドバイスなど各種フォローが受けられます
スポット参加は、それぞれのプログラムごとの参加申し込みになります。一部のプログラムは受講生限定で、スポット参加の募集がないものもあります。
過去のガチ塾受講生も繰り返し受講していただけます。
同じフィールドワークでも2回、3回と参加すると、前回は気づかなかったことに気がつき、より深く学ぶ事ができるはずです。
<参加費>
受講生:10,000円(付き添いの方1名の参加費含む)
スポット参加:1,000円/回
ひと家族最大3,000円/回(例:大人2名、子ども2名で参加の家族は3,000円/回)
(プレゼン大会は聴講無料)
<内容・スケジュール>
<プレイベント> 安間川でガサガサ
日時:4/28(日)9:00~12:00
会場:安間川
会場付近には駐車場がないため、乗り合わせで現地へ向かいます
<内容>
・スタッフと一緒に楽しくガサガサ(タモ網での生きもの捕獲・観察)
※「受講生」限定での参加になります。スポット参加はありません。
ガサガサフィールドワーク
ゲスト:マーシー@獲ったり狩ったり(生き物系YouTuber)
日時:6/16(日)9:00~15:00
会場:東神田川
<内容>
・ガチ塾オリエンテーション 受講生、スタッフ自己紹介
・川で生き物の観察、捕獲、同定
・生きもの捕獲や飼育の意義に関する講義
・グループディスカッション
2023年の様子
浜名湖フィールドワーク その1 アマモ場の生き物
日時:7/6(土)12:00~17:00 雨天の場合の予備日7/7(日)
会場:浜名湖
協力:はまなこ里海の会
※アマモ場へは船で移動します。乗船できる人数が限られているため、「受講生」を優先的に受け付けます
申込の状況によりスポット参加・受講生のご家族の参加はお断りする場合があります
<内容>
・浜名湖のアマモ場の生き物採集
・ソーティング
・アマモ場の生態系に関する講義
浜名湖フィールドワーク その2 浜名湖の生態系
日時:7/15(月・祝)9:00~12:00
会場:未定
<内容>
・その1で採集した生き物の観察
・アマモ場の生態系に関する講義
・グループディスカッション
夜の昆虫観察会
講師:こんちゅうクン(磐田市竜洋昆虫自然観察公園)
日時:7/20(日)18:30~21:00
会場:天竜川河川敷
<内容>
・ライトトラップを使って、光に集まる夏の虫を観察
・昆虫の多様性に関する講義
2022年の様子
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
講師:三根佳奈子氏(株式会社自然回復)
日時:8/18(日)9:00~16:00
会場:佐鳴湖、静岡大学内生物実験室
<内容>
・佐鳴湖でのカメ捕獲調査
・ミシシッピアカミミガメの解剖
・グループディスカッション
2023年の様子
【講演会】海洋島の生物多様性と進化(仮)
日時:9/15(日)13:30~16:00
講師:岸本年郎氏(ふじのくに地球環境史ミュージアム)
会場:浜松市市民協働センター
<内容>
・海洋島の生物多様性と進化に関する講演会
・グループディスカッション
2021年の講演会
2022年の講演会
2023年の講演会
外来種フィールドワーク
日時:9/29(日)13:00~17:00
会場:佐鳴湖
<内容>
・佐鳴湖にてカメ捕獲調査、外来種駆除活動に参加
・外来種問題についての講義
・グループディスカッション
2021年の様子
2022年の様子
2023年の様子
プレゼン準備会
日時:①10/6(日)、②10/20(日) 9:30~11:30
会場:①未定、②浜松市市民協働センター ギャラリー
<内容>
11/3のプレゼン大会に向けて、発表資料の作り方の相談やプレゼンの練習などをします。受講生同士でプレゼンを見せ合いながら改善方法をディスカッションします。
※スポット参加はありません
受講生によるプレゼン大会
日時:11/3(日)13:00~16:00
会場:浜松市市民協働センター ギャラリー
住所:浜松市中区中央1-13-3
駐車場:近隣の有料駐車場をご利用ください
<内容>
ガチ塾を通して学んだこと、考えたことなどをまとめて発表してみましょう!パワポでのプレゼン以外でも、ポスター掲示、動画作成など、自分に合ったやり方でOKです。
※プレゼン大会は聴講無料です(要申込)
2023年の様子
2022年の様子
過去の報告書ダウンロード
→2023年報告書 →2022年報告書 →2021年報告書
<プログラム>
4/28(日) <プレイベント> 安間川でガサガサ
6/16(日) ガサガサフィールドワーク with マーシー@獲ったり狩ったり
7/6(土) 浜名湖フィールドワーク① アマモ場の生き物観察
7/15(月・祝) 浜名湖フィールドワーク② 浜名湖の生態系
7/20(土) 夜の昆虫観察会 with こんちゅうクン
8/18(日) ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
9/15(日) 【岸本年郎氏講演会】海洋島の生物多様性と進化(仮)
9/29(日) 外来種フィールドワーク
10/6(日) プレゼン準備会①
10/20(日) プレゼン準備会②
11/3(日) 受講生によるプレゼン大会
<目的>
生物多様性の考え方を理解し、その保全に向けて行動できる人になる
勉強会、フィールドワーク、グループディスカッション、プレゼン大会を通して生物多様性について体験しながら学ぶ
<大切にすること>
大人にとっての「正解」「答え」を教えるのではなく、受講生が主体的、探求的に学ぶことができるように最大限工夫する
受講生と聴講者、スタッフが一緒に生物多様性について考える場にする
<対象者>
受講生:中学生・高校生(定員10名程度) 空きがあれば小学5.6年生を受け入れる場合があります
スポット参加:小学校高学年から大人までどなたでも参加可能
受講生は、すべてのプログラムに優先的に参加できる他、生きものに関する情報提供、各自の興味関心に合わせた課題の設定、プレゼン作成へのアドバイスなど各種フォローが受けられます
スポット参加は、それぞれのプログラムごとの参加申し込みになります。一部のプログラムは受講生限定で、スポット参加の募集がないものもあります。
過去のガチ塾受講生も繰り返し受講していただけます。
同じフィールドワークでも2回、3回と参加すると、前回は気づかなかったことに気がつき、より深く学ぶ事ができるはずです。
<参加費>
受講生:10,000円(付き添いの方1名の参加費含む)
スポット参加:1,000円/回
ひと家族最大3,000円/回(例:大人2名、子ども2名で参加の家族は3,000円/回)
(プレゼン大会は聴講無料)
<内容・スケジュール>
<プレイベント> 安間川でガサガサ
日時:4/28(日)9:00~12:00
会場:安間川
会場付近には駐車場がないため、乗り合わせで現地へ向かいます
<内容>
・スタッフと一緒に楽しくガサガサ(タモ網での生きもの捕獲・観察)
※「受講生」限定での参加になります。スポット参加はありません。
ガサガサフィールドワーク
ゲスト:マーシー@獲ったり狩ったり(生き物系YouTuber)
日時:6/16(日)9:00~15:00
会場:東神田川
<内容>
・ガチ塾オリエンテーション 受講生、スタッフ自己紹介
・川で生き物の観察、捕獲、同定
・生きもの捕獲や飼育の意義に関する講義
・グループディスカッション
2023年の様子
浜名湖フィールドワーク その1 アマモ場の生き物
日時:7/6(土)12:00~17:00 雨天の場合の予備日7/7(日)
会場:浜名湖
協力:はまなこ里海の会
※アマモ場へは船で移動します。乗船できる人数が限られているため、「受講生」を優先的に受け付けます
申込の状況によりスポット参加・受講生のご家族の参加はお断りする場合があります
<内容>
・浜名湖のアマモ場の生き物採集
・ソーティング
・アマモ場の生態系に関する講義
浜名湖フィールドワーク その2 浜名湖の生態系
日時:7/15(月・祝)9:00~12:00
会場:未定
<内容>
・その1で採集した生き物の観察
・アマモ場の生態系に関する講義
・グループディスカッション
夜の昆虫観察会
講師:こんちゅうクン(磐田市竜洋昆虫自然観察公園)
日時:7/20(日)18:30~21:00
会場:天竜川河川敷
<内容>
・ライトトラップを使って、光に集まる夏の虫を観察
・昆虫の多様性に関する講義
2022年の様子
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
講師:三根佳奈子氏(株式会社自然回復)
日時:8/18(日)9:00~16:00
会場:佐鳴湖、静岡大学内生物実験室
<内容>
・佐鳴湖でのカメ捕獲調査
・ミシシッピアカミミガメの解剖
・グループディスカッション
2023年の様子
【講演会】海洋島の生物多様性と進化(仮)
日時:9/15(日)13:30~16:00
講師:岸本年郎氏(ふじのくに地球環境史ミュージアム)
会場:浜松市市民協働センター
<内容>
・海洋島の生物多様性と進化に関する講演会
・グループディスカッション
2021年の講演会
2022年の講演会
2023年の講演会
外来種フィールドワーク
日時:9/29(日)13:00~17:00
会場:佐鳴湖
<内容>
・佐鳴湖にてカメ捕獲調査、外来種駆除活動に参加
・外来種問題についての講義
・グループディスカッション
2021年の様子
2022年の様子
2023年の様子
プレゼン準備会
日時:①10/6(日)、②10/20(日) 9:30~11:30
会場:①未定、②浜松市市民協働センター ギャラリー
<内容>
11/3のプレゼン大会に向けて、発表資料の作り方の相談やプレゼンの練習などをします。受講生同士でプレゼンを見せ合いながら改善方法をディスカッションします。
※スポット参加はありません
受講生によるプレゼン大会
日時:11/3(日)13:00~16:00
会場:浜松市市民協働センター ギャラリー
住所:浜松市中区中央1-13-3
駐車場:近隣の有料駐車場をご利用ください
<内容>
ガチ塾を通して学んだこと、考えたことなどをまとめて発表してみましょう!パワポでのプレゼン以外でも、ポスター掲示、動画作成など、自分に合ったやり方でOKです。
※プレゼン大会は聴講無料です(要申込)
2023年の様子
2022年の様子
過去の報告書ダウンロード
→2023年報告書 →2022年報告書 →2021年報告書
2024年04月10日
鉄崎幹人さんトークイベント開催しました ガチ!生物多様性塾2023
【ガチ!生物多様性塾】 by 昆虫食倶楽部
Powered by 大興金属(株) (株)平出章商店 豊田合成(株)
ガチ!生物多様性塾プラス
君たちは(生物多様性を)どう守るか
鉄崎さんと考える生物多様性保全とSDGs
12/2(土)に、生きもの大好きラジオパーソナリティ・アウトドアタレントの鉄崎幹人さんをお招きしてのトークイベントを開催いたしました。
鉄崎さんご自身が撮影した生きもののとても素敵な写真をたくさん見せていただきながら、静岡の生物多様性のお話をお聞きしました。
さすがプロ!の話芸(声色、テンポ感、展開などなど)もあいまって、
改めて生き物や自然っていいなぁ、おもしろいなぁ、と
再確認させてもらえたとても楽しい時間になりました。
普段ガチ塾では、外来種とか、生物多様性とか、行動するとか、小難しい話をしてしまいがちですが
(もちろんそれも大事ですが)
原点というか、生物多様性保全を進めていく上での土台としてとても大事なことを、あらためて思い起こすことができました。
鉄崎さんが、
温暖化とか地球規模の環境問題は解決できるのかどうか正直わからないけど、少なくとも身のまわりの自然だけはなんとかして守っていきたい
静岡にもこんなにおもしろい生き物がまだまだたくさんいるのだからそれだけは残していきたい
とおっしゃっていたのがとても印象に残っています。
そうですよね。
せめて自分の身のまわりの環境だけでもなんとかしたい。
生物多様性の保全に向けて行動する仲間を増やしていきたい、という思いでガチ!生物多様性塾を開催しております。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
おいしいお食事、ドリンクをいただきながらざっくばらんにトークするのが、ガチ塾プラスの特徴です。
今回のお食事は「KIZUKIの食堂」さんにご用意いただきました。
おいしそうでしょ。 → おいしかったです。
今回、サプライズでヌートリアのお肉を差し入れしていただきました。
肉の味がちゃんと分かるようにシンプルに塩コショウだけでソテーしましたが、臭みとかクセとか全然なくて、とても美味しかった。
鉄崎さんは様々な外来種を食べていますが、ヌートリアはおいしい外来種ランキングで上位にランクインしたようです。
参加者のみなさんとたっぷりじっくりお話することが出来ました。
結局終了したのは23時近く。17時からスタートしたので6時間弱!
コスパ、タイパが重視される世の中ではありますが、あえて時間をかけてゆっくり話すことの価値、時間をかけることでこそ伝わるもの、もあるのではないか、と思っています。
自然や生きものは楽しい!だから守りたい!!
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会「人と、川・アユの関係を良くするために」
外来種フィールドワーク
受講生によるプレゼン大会
フェイスブック https://www.facebook.com/tottetaberu/
インスタグラム https://www.instagram.com/tottetaberu/
公式LINEアカウント https://lin.ee/9jCC1A5
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【お問い合わせ先】
昆虫食倶楽部 夏目恵介
電話:090-9900-0928
メール:tottetaberu@gmail.com
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ガチ!生物多様性塾プラス
君たちは(生物多様性を)どう守るか
鉄崎さんと考える生物多様性保全とSDGs
12/2(土)に、生きもの大好きラジオパーソナリティ・アウトドアタレントの鉄崎幹人さんをお招きしてのトークイベントを開催いたしました。
鉄崎さんご自身が撮影した生きもののとても素敵な写真をたくさん見せていただきながら、静岡の生物多様性のお話をお聞きしました。
さすがプロ!の話芸(声色、テンポ感、展開などなど)もあいまって、
改めて生き物や自然っていいなぁ、おもしろいなぁ、と
再確認させてもらえたとても楽しい時間になりました。
普段ガチ塾では、外来種とか、生物多様性とか、行動するとか、小難しい話をしてしまいがちですが
(もちろんそれも大事ですが)
原点というか、生物多様性保全を進めていく上での土台としてとても大事なことを、あらためて思い起こすことができました。
鉄崎さんが、
温暖化とか地球規模の環境問題は解決できるのかどうか正直わからないけど、少なくとも身のまわりの自然だけはなんとかして守っていきたい
静岡にもこんなにおもしろい生き物がまだまだたくさんいるのだからそれだけは残していきたい
とおっしゃっていたのがとても印象に残っています。
そうですよね。
せめて自分の身のまわりの環境だけでもなんとかしたい。
生物多様性の保全に向けて行動する仲間を増やしていきたい、という思いでガチ!生物多様性塾を開催しております。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
おいしいお食事、ドリンクをいただきながらざっくばらんにトークするのが、ガチ塾プラスの特徴です。
今回のお食事は「KIZUKIの食堂」さんにご用意いただきました。
おいしそうでしょ。 → おいしかったです。
今回、サプライズでヌートリアのお肉を差し入れしていただきました。
肉の味がちゃんと分かるようにシンプルに塩コショウだけでソテーしましたが、臭みとかクセとか全然なくて、とても美味しかった。
鉄崎さんは様々な外来種を食べていますが、ヌートリアはおいしい外来種ランキングで上位にランクインしたようです。
参加者のみなさんとたっぷりじっくりお話することが出来ました。
結局終了したのは23時近く。17時からスタートしたので6時間弱!
コスパ、タイパが重視される世の中ではありますが、あえて時間をかけてゆっくり話すことの価値、時間をかけることでこそ伝わるもの、もあるのではないか、と思っています。
自然や生きものは楽しい!だから守りたい!!
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会「人と、川・アユの関係を良くするために」
外来種フィールドワーク
受講生によるプレゼン大会
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昆虫食倶楽部 夏目恵介
電話:090-9900-0928
メール:tottetaberu@gmail.com
2023年11月28日
受講生によるプレゼン大会を開催しました ガチ!生物多様性塾2023
【ガチ!生物多様性塾】 by 昆虫食倶楽部
Powered by 大興金属(株) (株)平出章商店 豊田合成(株)
11/5(日)に、ガチ!生物多様性塾2023最後のプログラム
受講生によるプレゼン大会を開催しました。
受講生たちが、ガチ塾での体験を通して感じたこと、考えたことをプレゼンしました。
スタッフ夏目恵介「リサイクルしやすい素材、しにくい素材」
前座と言いますか、場の空気をあたためる役として、最初に夏目がプレゼンをしました。
おもちゃのレゴが、ペットボトルの再生素材からブロックを製造することを「断念」したニュースを土台にして、金属、紙、プラスチックを比較しながら、リサイクルのしやすさには素材ごとに違いがあることを示しました。
また、巷にあふれる「これはエコ」「環境に優しい」という言葉を鵜呑みにせず、その裏側にあるものを確かめる姿勢が必要があるよね、とお話しました。
受講生①「ザリガニの脱皮記録 season2」
昨年に引き続き、ザリガニの脱皮前後でのサイズ変化を記録・・・
したかったのだが、今年は実験期間中にほとんど脱皮せず実験は失敗に。
今年はなぜ脱皮しなかったのか、それをふまえて来年どのように取り組んでいくか、発表しました。
科学の実験は計画通りうまくいくことは実はまれで、むしろ失敗することが普通なんです。それを経験できたことは必ず今後に活きるはず。
実験環境を改善しながら粘り強く継続することがとても大事です。
受講生②「外来種問題について」
ガチ塾の「里山フィールドワーク」「ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう」に参加した経験から、外来種問題に興味を持ちました。
外来種問題をこれ以上ひどくしないためには、ひとりひとりが外来種のことをよく知り、増やさないような取り組みをすることが必要だと考え、アメリカザリガニ、ミシシッピアカミミガメ、ウシガエルの3種について、どのような経緯で日本に入ってきたのか、どのような悪影響があるのか、などをまとめて発表しました。
2023年6月から新しく出来たカテゴリーである「条件付き特定外来生物」についても説明がありました。
受講生③「外来種は悪者か?」
昆虫食倶楽部の【外来種をとって食べる】に参加して、ウシガエルを解体→調理→食べた経験をもとに、ウシガエルについて調べて発表しました。
外来種も同じ命なのだからその点では悪くない、でも、生態系に対する影響がある点で見たら悪い、といったように、良いか悪いかは見る基準によって変わってくる、とした上で、「外来種はきちんと管理した状態にしておくのが大事」という意見に行き着きました。
次の課題は「どうやって管理するか」「管理しきれなくなってしまったらどうするか」ですね。
受講生①と③は紙芝居でのプレゼンでしたが、あなどるなかれ、パワポに負けない存在感で、聴衆にも好評でした。
受講生④「カメの命とヒトの命」
ミシシッピアカミミガメの解剖実習や【外来種をとって食べる】に参加した経験から、命について考察しました。
人は心臓や脳が止まることで死ぬ→哺乳類のような心臓や脳がない昆虫はどうやって死ぬのか→体の一部が離れて増えていくクラゲは死ぬのか?→植物(木)は死んだ細胞によって体を支えている・・・
などなど、さまざまな生き物の生と死にまつわる事例から、死にもいろいろなタイプがあることを示しました。
「僕たちは死ぬまでが生きている、ということなのだから、生きている間に何をするかが大事」というメッセージで締めくくりました。
”君たち(私たち)はどう生きるか”
受講生⑤「外から来るモノの脅威」
外来種問題と自身の出自を重ね合わせ、移民問題について考察しました。
外来種と在来種の雑種が生まれることはダメだけど、人の他民族との混血は多様性の象徴のようにも見られている。その違いはなに?
移民の受け入れに対しては全面的に快く歓迎できない部分があるのも現実。それはなぜ?
生物多様性や外来種の問題と、人の文化の多様性を交差させながら発表しました。戦争のニュースとも相まって、移民問題の複雑さについて考えさせられました。人の問題が複雑なのは記憶・記録があるからかなぁ。
スポット受講生「インドから 世界の理解のために必要なこと」
何度かガチ塾のフィールドワークに参加した後、インドでのボランティア活動に参加している高校生が動画を送ってくれました。
現地での友だちを作ったり、ボランティア活動の中でより的確な支援をするためにもコミュニケーションはとても大事。
言語を使ったコミュニケーションももちろんだけど、ゼスチャーや眼力なども駆使してより深くコミュニケーションが取れるようになりたい、とのこと。
日本人とインド人との間のコミュニケーションの壁を乗り越えようとしているわけですが、日本人同士でも全く同じと思いました。
意見や思いが違う人とどうコミュニケーションを取っていくか、何をする上でも重要な課題ですね。
スポンサー企業様「私達にできることは何だろう?」
スポンサーとしてガチ塾をサポートしていただいた企業の担当者様に、ご自身がガチ塾のフィールドワークに参加して感じたことを発表していただきました。
スポンサー制度は今回試験的に導入してみましたが、企業が金銭的なサポートだけでなく、実際にプログラムに参加して一緒に取り組んでいくのは、今まであまりなかったやり方かもしれません。こちら側の立場としては、お互いにとってとてもメリットがあるやり方のように感じました。
来年度以降も、より良いパートナーになれるように進めていきたいです。
スタッフ①「人前で自分の考えを話すということ」
スタッフもプレゼンしますよー
ガチ塾では、プレゼンやグループディスカッションなどで、自分の意見を相手に伝えることを重視しています。
一方でそれが苦手という人も多いハズ。どんなところに苦手に感じるのか因数分解した上で、どうしたらそれを克服できるか、具体的な方法を提案しました。
「変なこと言っちゃったらどうしよう・・・」と考えてしまうと苦手意識は強まる一方なので、安心して(他の人とは違う)自分の意見を言い合える場づくりをがんばっていきたいと思います。
スタッフ②「外来植物の近年の動向」
特定外来生物に指定された生物のうち、特に植物にスポットを当ててその近年の動向を発表しました。
法律上の位置づけがあることで、一般の人への認知が広がったり、対策が進むなど、一定の効果が見られる一方で、すでに侵入してしまった侵略的外来植物を根絶するのはとても難しい。
生き物というとどうしても動物の方にスポットがあたりがちですが、植物について考えるのも大切ですよ。
スタッフ戸田三津夫「木曽三川治水とアユ」
河川沿いに人々が大勢住むようになった今、堤防などの治水事業はとても重要なことはいうまでもありません。
が、長良川河口堰をはじめとして、生物多様性に対するダメージがとても大きい構造物が多いのも事実。治水機能を損なわず、かつ、生物多様性に配慮した河川工事はどうあるべきか。
これぞ大人の自由研究!これなら実現可能なのではと思わせる改善提案がありました。
処方箋はある、あとはそれをどう実現していくか・・・
発表の後はガチ塾恒例のグループディスカッション
それぞれのプレゼンを聞いての感想や良かったこと、質問などを出し合いました。
とてもバラエティーに富んだテーマの、ガチ塾らしいプレゼン大会になったと思います。
今回、受講生たちといっしょにプレゼンを作り上げていく過程で、
・なんでこのプレゼンをしようと思ったのか(問い)
・その問いに対するあなたの結論、伝えたいメッセージはなに?
・その意見に至った根拠(客観的事実)は?
という点をかなりしつこくヒアリングしました。
それが功を奏したのか、どのプレゼンもメッセージがとても明確で、よく伝わってきました。
自分が伝えたいことが明確になっているので、自信を持って話しているように見えました。
ヒアリングはしつこくしましたが、答えを教えてあげたわけではないので(そんな事できないし)、自分の頭でかなり考える必要があったと思います。
それはけっこうな負荷がかかることだし、大変だったと思いますが、受講生たちはみごとにやり切ってくれました。
ガチ塾は、探究活動の入り口。
この経験を活かして、それぞれの探究活動を進めていってほしいと思います。
今年のガチ塾はこれですべて終了ですが、「ガチ!生物多様性塾プラス」としてトークイベントを開催します。
ガチ!生物多様性塾プラス
君たちは(生物多様性を)どう守るか
鉄崎さんと考える生物多様性保全とSDGs
参加者募集中です!
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会「人と、川・アユの関係を良くするために」
外来種フィールドワーク
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昆虫食倶楽部 夏目恵介
電話:090-9900-0928
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11/5(日)に、ガチ!生物多様性塾2023最後のプログラム
受講生によるプレゼン大会を開催しました。
受講生たちが、ガチ塾での体験を通して感じたこと、考えたことをプレゼンしました。
スタッフ夏目恵介「リサイクルしやすい素材、しにくい素材」
前座と言いますか、場の空気をあたためる役として、最初に夏目がプレゼンをしました。
おもちゃのレゴが、ペットボトルの再生素材からブロックを製造することを「断念」したニュースを土台にして、金属、紙、プラスチックを比較しながら、リサイクルのしやすさには素材ごとに違いがあることを示しました。
また、巷にあふれる「これはエコ」「環境に優しい」という言葉を鵜呑みにせず、その裏側にあるものを確かめる姿勢が必要があるよね、とお話しました。
受講生①「ザリガニの脱皮記録 season2」
昨年に引き続き、ザリガニの脱皮前後でのサイズ変化を記録・・・
したかったのだが、今年は実験期間中にほとんど脱皮せず実験は失敗に。
今年はなぜ脱皮しなかったのか、それをふまえて来年どのように取り組んでいくか、発表しました。
科学の実験は計画通りうまくいくことは実はまれで、むしろ失敗することが普通なんです。それを経験できたことは必ず今後に活きるはず。
実験環境を改善しながら粘り強く継続することがとても大事です。
受講生②「外来種問題について」
ガチ塾の「里山フィールドワーク」「ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう」に参加した経験から、外来種問題に興味を持ちました。
外来種問題をこれ以上ひどくしないためには、ひとりひとりが外来種のことをよく知り、増やさないような取り組みをすることが必要だと考え、アメリカザリガニ、ミシシッピアカミミガメ、ウシガエルの3種について、どのような経緯で日本に入ってきたのか、どのような悪影響があるのか、などをまとめて発表しました。
2023年6月から新しく出来たカテゴリーである「条件付き特定外来生物」についても説明がありました。
受講生③「外来種は悪者か?」
昆虫食倶楽部の【外来種をとって食べる】に参加して、ウシガエルを解体→調理→食べた経験をもとに、ウシガエルについて調べて発表しました。
外来種も同じ命なのだからその点では悪くない、でも、生態系に対する影響がある点で見たら悪い、といったように、良いか悪いかは見る基準によって変わってくる、とした上で、「外来種はきちんと管理した状態にしておくのが大事」という意見に行き着きました。
次の課題は「どうやって管理するか」「管理しきれなくなってしまったらどうするか」ですね。
受講生①と③は紙芝居でのプレゼンでしたが、あなどるなかれ、パワポに負けない存在感で、聴衆にも好評でした。
受講生④「カメの命とヒトの命」
ミシシッピアカミミガメの解剖実習や【外来種をとって食べる】に参加した経験から、命について考察しました。
人は心臓や脳が止まることで死ぬ→哺乳類のような心臓や脳がない昆虫はどうやって死ぬのか→体の一部が離れて増えていくクラゲは死ぬのか?→植物(木)は死んだ細胞によって体を支えている・・・
などなど、さまざまな生き物の生と死にまつわる事例から、死にもいろいろなタイプがあることを示しました。
「僕たちは死ぬまでが生きている、ということなのだから、生きている間に何をするかが大事」というメッセージで締めくくりました。
”君たち(私たち)はどう生きるか”
受講生⑤「外から来るモノの脅威」
外来種問題と自身の出自を重ね合わせ、移民問題について考察しました。
外来種と在来種の雑種が生まれることはダメだけど、人の他民族との混血は多様性の象徴のようにも見られている。その違いはなに?
移民の受け入れに対しては全面的に快く歓迎できない部分があるのも現実。それはなぜ?
生物多様性や外来種の問題と、人の文化の多様性を交差させながら発表しました。戦争のニュースとも相まって、移民問題の複雑さについて考えさせられました。人の問題が複雑なのは記憶・記録があるからかなぁ。
スポット受講生「インドから 世界の理解のために必要なこと」
何度かガチ塾のフィールドワークに参加した後、インドでのボランティア活動に参加している高校生が動画を送ってくれました。
現地での友だちを作ったり、ボランティア活動の中でより的確な支援をするためにもコミュニケーションはとても大事。
言語を使ったコミュニケーションももちろんだけど、ゼスチャーや眼力なども駆使してより深くコミュニケーションが取れるようになりたい、とのこと。
日本人とインド人との間のコミュニケーションの壁を乗り越えようとしているわけですが、日本人同士でも全く同じと思いました。
意見や思いが違う人とどうコミュニケーションを取っていくか、何をする上でも重要な課題ですね。
スポンサー企業様「私達にできることは何だろう?」
スポンサーとしてガチ塾をサポートしていただいた企業の担当者様に、ご自身がガチ塾のフィールドワークに参加して感じたことを発表していただきました。
スポンサー制度は今回試験的に導入してみましたが、企業が金銭的なサポートだけでなく、実際にプログラムに参加して一緒に取り組んでいくのは、今まであまりなかったやり方かもしれません。こちら側の立場としては、お互いにとってとてもメリットがあるやり方のように感じました。
来年度以降も、より良いパートナーになれるように進めていきたいです。
スタッフ①「人前で自分の考えを話すということ」
スタッフもプレゼンしますよー
ガチ塾では、プレゼンやグループディスカッションなどで、自分の意見を相手に伝えることを重視しています。
一方でそれが苦手という人も多いハズ。どんなところに苦手に感じるのか因数分解した上で、どうしたらそれを克服できるか、具体的な方法を提案しました。
「変なこと言っちゃったらどうしよう・・・」と考えてしまうと苦手意識は強まる一方なので、安心して(他の人とは違う)自分の意見を言い合える場づくりをがんばっていきたいと思います。
スタッフ②「外来植物の近年の動向」
特定外来生物に指定された生物のうち、特に植物にスポットを当ててその近年の動向を発表しました。
法律上の位置づけがあることで、一般の人への認知が広がったり、対策が進むなど、一定の効果が見られる一方で、すでに侵入してしまった侵略的外来植物を根絶するのはとても難しい。
生き物というとどうしても動物の方にスポットがあたりがちですが、植物について考えるのも大切ですよ。
スタッフ戸田三津夫「木曽三川治水とアユ」
河川沿いに人々が大勢住むようになった今、堤防などの治水事業はとても重要なことはいうまでもありません。
が、長良川河口堰をはじめとして、生物多様性に対するダメージがとても大きい構造物が多いのも事実。治水機能を損なわず、かつ、生物多様性に配慮した河川工事はどうあるべきか。
これぞ大人の自由研究!これなら実現可能なのではと思わせる改善提案がありました。
処方箋はある、あとはそれをどう実現していくか・・・
発表の後はガチ塾恒例のグループディスカッション
それぞれのプレゼンを聞いての感想や良かったこと、質問などを出し合いました。
とてもバラエティーに富んだテーマの、ガチ塾らしいプレゼン大会になったと思います。
今回、受講生たちといっしょにプレゼンを作り上げていく過程で、
・なんでこのプレゼンをしようと思ったのか(問い)
・その問いに対するあなたの結論、伝えたいメッセージはなに?
・その意見に至った根拠(客観的事実)は?
という点をかなりしつこくヒアリングしました。
それが功を奏したのか、どのプレゼンもメッセージがとても明確で、よく伝わってきました。
自分が伝えたいことが明確になっているので、自信を持って話しているように見えました。
ヒアリングはしつこくしましたが、答えを教えてあげたわけではないので(そんな事できないし)、自分の頭でかなり考える必要があったと思います。
それはけっこうな負荷がかかることだし、大変だったと思いますが、受講生たちはみごとにやり切ってくれました。
ガチ塾は、探究活動の入り口。
この経験を活かして、それぞれの探究活動を進めていってほしいと思います。
今年のガチ塾はこれですべて終了ですが、「ガチ!生物多様性塾プラス」としてトークイベントを開催します。
ガチ!生物多様性塾プラス
君たちは(生物多様性を)どう守るか
鉄崎さんと考える生物多様性保全とSDGs
参加者募集中です!
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会「人と、川・アユの関係を良くするために」
外来種フィールドワーク
受講生によるプレゼン大会
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2023年11月08日
トークイベント 君たちはどう守るか~鉄崎さんと考える生物多様性保全とSDGs ガチ!生物多様性塾2023
【ガチ!生物多様性塾】 by 昆虫食倶楽部
Powered by 大興金属(株) (株)平出章商店 豊田合成(株)
11/5の「受講生によるプレゼン大会」をもって全てのプログラムが終了したガチ!生物多様性塾2023ですが、続編で【ガチ!生物多様性塾プラス】と題してのトークイベントを開催いたします。
ガチ!生物多様性塾プラス
君たちは(生物多様性を)どう守るか
鉄崎さんと考える生物多様性保全とSDGs
ゲストスピーカーは、ラジオ番組のパーソナリティーとして活躍中の鉄崎幹人さん
鉄崎さんが各地で開催している自然教室や環境保全活動の様子、そこに込めている思いをお話しいただきます。
また、質疑応答やフリートークの時間もたっぷり確保して、私たちはどうしたら生物多様性を保全することが出来るのか、参加者のみなさんと一緒に考える時間にしようと思います。
KIZUKIの食堂さんのおいしい料理をご用意いたします。
飲んだり食べたりしながらざっくばらんにトークしましょう。
チラシがダウンロードできます
<日時>
2023年12月2日(土) 17:00~
<会場>
SOU(浜松市中区板屋町102-15 地下1階)
<講師>
鉄崎幹人さん (ラジオパーソナリティ アウトドアタレント)
<参加費>
2,000円(とる食べ会員:1,500円)
※KIZUKIの食堂さんのお料理付き
<定員>
30名(先着順)
<その他>
お好きなドリンク(アルコール可)を各自お持ち込みください。
会場でのドリンクの販売もあります(別料金)。
※基本的には大人向けの内容のイベントになります。
子どもの参加も可能ですが、参加費はお支払いお願いいたします。
(付き添いで一緒に来る未就学児は無料)
【申込方法】
↑こちらより入力をお願いします↑
もしくは下記メールアドレスへお名前、ご連絡先をお知らせください。
メールアドレス:tottetaberu@gmail.com
会員についてはこちらをご覧ください
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君たちは(生物多様性を)どう守るか
鉄崎さんと考える生物多様性保全とSDGs
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鉄崎さんが各地で開催している自然教室や環境保全活動の様子、そこに込めている思いをお話しいただきます。
また、質疑応答やフリートークの時間もたっぷり確保して、私たちはどうしたら生物多様性を保全することが出来るのか、参加者のみなさんと一緒に考える時間にしようと思います。
KIZUKIの食堂さんのおいしい料理をご用意いたします。
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<日時>
2023年12月2日(土) 17:00~
<会場>
SOU(浜松市中区板屋町102-15 地下1階)
<講師>
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<参加費>
2,000円(とる食べ会員:1,500円)
※KIZUKIの食堂さんのお料理付き
<定員>
30名(先着順)
<その他>
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2023年11月04日
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
【ガチ!生物多様性塾】 by 昆虫食倶楽部
Powered by 大興金属(株) (株)平出章商店 豊田合成(株)
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会 人と、川・アユの関係を良くするために
外来種フィールドワーク
受講生によるプレゼン大会
Powered by 大興金属(株) (株)平出章商店 豊田合成(株)
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会 人と、川・アユの関係を良くするために
外来種フィールドワーク
受講生によるプレゼン大会
2023年10月28日
ガサガサフィールドワークを開催しました ガチ!生物多様性塾2023
【ガチ!生物多様性塾】 by 昆虫食倶楽部
Powered by 大興金属(株) (株)平出章商店 豊田合成(株)
9/3(日)にガサガサフィールドワークを開催しました。
浜松市西区を流れる東神田川でガサガサ(タモ網を使って魚とり)をしながら、川遊びと生物多様性保全の関係について学びます。
最初に、元 水辺を愛する会の中村芳正さんから東神田川の今昔についてお話しいただきました。
水辺を愛する会は、佐鳴湖周辺の水辺で生き物調査や環境保全活動に長年取り組んでこられました。
東神田川は、昔は川の水を農業に使うための堰があったり、支流との出合い(合流地点)に水深が深い場所があったりして、さまざまな種類の環境があり、それにあわせていろいろな生き物が生息していたそうです。
また、たくさんの子どもたちが川に入って遊んでいたとのこと。
すぐに川に入りたい気持ちだったと思いますが、真剣に聞いています。
東神田川は、大雨が降ると水があふれてしまうことがあったことから、治水のための河川改修が行われる事になりました。
治水の観点では、雨水をスムーズに下流まで流すために、川幅を広げ、なるべく真っ直ぐにする、というのが基本方針です。
(最近は治水の観点からも本当にそれがよいのか?と見直しが行われているようですが)
20年ほど前の河川改修のときには、事前に行政から水辺を愛する会に相談があったそうです。
その時、
・川底はコンクリート張りにしないでほしい
・ところどころに水深が深い場所を残しておいてほしい
・地域の人たちが川に入りやすいように階段をつけてほしい
といった要望を出したそうです。
河川改修の前と比べると、川幅は広くなり<きれい>になってしまったが(悪い意味です)、最低限の要望は聞き入れてもらえたとのこと。
日頃から行政と地域住民、団体がコミュニケーションをとれる良い関係をつくっておき、大きな改変がある時には少しでも意見を聞いてもらえるようにすることがとても大事だと思いました。
中村さんは、
「川は使わないといけない。使わなくなって川に入る人がいなくなると、川は荒れてしまう。」
とおっしゃいました。
川での水難事故が相次ぐ昨今。安全はもちろん大事なことです。
が、
川から人を遠ざけることでは問題は解決しないのではないか。
川での事故を減らすためにも、もっと川で遊ぶべきではないか。
実際に川で遊びながら考えてみましょう。
満を持して川へ
ガサガサの部の講師は浜松魚部(ぎょぶ)のキャプテン山内盛二郎さん
タモ網を使って、草の下などをガサガサ
キャプテンのガサガサ
なんか立ち居振る舞い、所作がキマっててかっこいいんですよね
目視でねらうタイプの人
僕(夏目)も、捕まえることよりも、水の中で生き物が生きている様子を眺めることの方が好きかも。
キャプテンからとれた生き物の解説
小学生組は川遊びモードへ(よいことです)
かわいい
これはなんという魚でしょうか?
お昼休み
お弁当後のまったり時間が良い感じ
午後は勉強会
浜松魚部のキャプテン、山内さんのお話を伺います。
キャプテンは小さい頃からずっと遊びとしてガサガサをしてきて、毎日毎日川に通って魚をとっていたとのこと。
それは、浜松魚部として活動するようになった今でも変わらず、魚部も遊びだと思ってやっているそうです。
でも生き物の研究者のなかには同じように、楽しい遊びをずっと続けていたら、その延長上で専門家になっていたという人も多いですよね。
毎日毎日同じようにガサガサをしているからこそ、環境の変化(最近この魚みかけないな、とか)が分かる。
とってきた魚を飼っていると、失敗して死なせてしまうことも多いが、だからこそもっとうまく飼えるように工夫する。
学生をしながら同時に熱帯魚ショップの店長の仕事をやっていた(!)が、その経験から生き物をお金で売買することについて疑問を感じるようになった。
希少になってしまったレアな魚を捕まえるととても嬉しい反面、ガサガサでその魚のすみかを壊してしまったのではないか、と矛盾した気持ちになる。でも、ガサガサしないといるのか、いないのかもわからないし、さらに葛藤する。
遊びでガサガサをやっているけど、自然が豊かじゃないと遊ぶこともできなくなっちゃうんだよ。
などなど、
遊びから始まってきたことはありますが、生物多様性や自然環境の保全に関連する話題がたくさん出てきました。
考える話題を提供していただいたところで、グループワークに入ります。
身のまわりいろいろな場所で飼っている(植えている)生き物について、
・なんで(何の目的で)飼っているのか
・飼うことによる生態系への良い影響
・飼うことによる生態系への悪い影響
について考えてみます。
動物園や水族館などで飼育されている動物についての話
動物園で動物を飼う目的は、「種の保存」「研究」「教育」「鑑賞」の4つがあるとされていますが、
では、その良い影響、悪い影響はなにか。
たとえば、ライオンは野生より動物園にいたほうが、餌が確保されていて怪我をする可能性も低いので、健康的な生活を送ることができて長生きするそうです。
人間は長生きすることは基本的には良いことですが、では、ライオンにとって動物園で長生きすることは良いことなのだろうか。
ライオンにとっての「健康的な生活」とはなんだろうか。
良い影響、悪い影響、はどの立場から見るか、どういう基準で考えるかによって変わってきそうです。
最後に、生き物を飼ううえでもっとも大事なことを共有しました。
生き物を飼うなら最後死ぬまで飼う(事前にしっかり調べる)
絶対に、野外に放さない
もしどうしても飼えなくなってしまったら自ら処分する必要がある
その覚悟を持った人でなければ生き物を飼ってはいけない
とはいえ、上記と矛盾するかもしれませんが、
覚悟とかいうとビビっちゃうかもしれませんが、失敗を恐れずいろいろな生き物の飼育にチャレンジしてほしい、そこからいろいろなものを学んでほしい、とも思います。
参加者ワークシートより
次回は講演会「人と、川・アユの関係をよくするために」です。
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会「人と、川・アユの関係を良くするために」
外来種フィールドワーク
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9/3(日)にガサガサフィールドワークを開催しました。
浜松市西区を流れる東神田川でガサガサ(タモ網を使って魚とり)をしながら、川遊びと生物多様性保全の関係について学びます。
最初に、元 水辺を愛する会の中村芳正さんから東神田川の今昔についてお話しいただきました。
水辺を愛する会は、佐鳴湖周辺の水辺で生き物調査や環境保全活動に長年取り組んでこられました。
東神田川は、昔は川の水を農業に使うための堰があったり、支流との出合い(合流地点)に水深が深い場所があったりして、さまざまな種類の環境があり、それにあわせていろいろな生き物が生息していたそうです。
また、たくさんの子どもたちが川に入って遊んでいたとのこと。
すぐに川に入りたい気持ちだったと思いますが、真剣に聞いています。
東神田川は、大雨が降ると水があふれてしまうことがあったことから、治水のための河川改修が行われる事になりました。
治水の観点では、雨水をスムーズに下流まで流すために、川幅を広げ、なるべく真っ直ぐにする、というのが基本方針です。
(最近は治水の観点からも本当にそれがよいのか?と見直しが行われているようですが)
20年ほど前の河川改修のときには、事前に行政から水辺を愛する会に相談があったそうです。
その時、
・川底はコンクリート張りにしないでほしい
・ところどころに水深が深い場所を残しておいてほしい
・地域の人たちが川に入りやすいように階段をつけてほしい
といった要望を出したそうです。
河川改修の前と比べると、川幅は広くなり<きれい>になってしまったが(悪い意味です)、最低限の要望は聞き入れてもらえたとのこと。
日頃から行政と地域住民、団体がコミュニケーションをとれる良い関係をつくっておき、大きな改変がある時には少しでも意見を聞いてもらえるようにすることがとても大事だと思いました。
中村さんは、
「川は使わないといけない。使わなくなって川に入る人がいなくなると、川は荒れてしまう。」
とおっしゃいました。
川での水難事故が相次ぐ昨今。安全はもちろん大事なことです。
が、
川から人を遠ざけることでは問題は解決しないのではないか。
川での事故を減らすためにも、もっと川で遊ぶべきではないか。
実際に川で遊びながら考えてみましょう。
満を持して川へ
ガサガサの部の講師は浜松魚部(ぎょぶ)のキャプテン山内盛二郎さん
タモ網を使って、草の下などをガサガサ
キャプテンのガサガサ
なんか立ち居振る舞い、所作がキマっててかっこいいんですよね
目視でねらうタイプの人
僕(夏目)も、捕まえることよりも、水の中で生き物が生きている様子を眺めることの方が好きかも。
キャプテンからとれた生き物の解説
小学生組は川遊びモードへ(よいことです)
かわいい
これはなんという魚でしょうか?
お昼休み
お弁当後のまったり時間が良い感じ
午後は勉強会
浜松魚部のキャプテン、山内さんのお話を伺います。
キャプテンは小さい頃からずっと遊びとしてガサガサをしてきて、毎日毎日川に通って魚をとっていたとのこと。
それは、浜松魚部として活動するようになった今でも変わらず、魚部も遊びだと思ってやっているそうです。
でも生き物の研究者のなかには同じように、楽しい遊びをずっと続けていたら、その延長上で専門家になっていたという人も多いですよね。
毎日毎日同じようにガサガサをしているからこそ、環境の変化(最近この魚みかけないな、とか)が分かる。
とってきた魚を飼っていると、失敗して死なせてしまうことも多いが、だからこそもっとうまく飼えるように工夫する。
学生をしながら同時に熱帯魚ショップの店長の仕事をやっていた(!)が、その経験から生き物をお金で売買することについて疑問を感じるようになった。
希少になってしまったレアな魚を捕まえるととても嬉しい反面、ガサガサでその魚のすみかを壊してしまったのではないか、と矛盾した気持ちになる。でも、ガサガサしないといるのか、いないのかもわからないし、さらに葛藤する。
遊びでガサガサをやっているけど、自然が豊かじゃないと遊ぶこともできなくなっちゃうんだよ。
などなど、
遊びから始まってきたことはありますが、生物多様性や自然環境の保全に関連する話題がたくさん出てきました。
考える話題を提供していただいたところで、グループワークに入ります。
身のまわりいろいろな場所で飼っている(植えている)生き物について、
・なんで(何の目的で)飼っているのか
・飼うことによる生態系への良い影響
・飼うことによる生態系への悪い影響
について考えてみます。
動物園や水族館などで飼育されている動物についての話
動物園で動物を飼う目的は、「種の保存」「研究」「教育」「鑑賞」の4つがあるとされていますが、
では、その良い影響、悪い影響はなにか。
たとえば、ライオンは野生より動物園にいたほうが、餌が確保されていて怪我をする可能性も低いので、健康的な生活を送ることができて長生きするそうです。
人間は長生きすることは基本的には良いことですが、では、ライオンにとって動物園で長生きすることは良いことなのだろうか。
ライオンにとっての「健康的な生活」とはなんだろうか。
良い影響、悪い影響、はどの立場から見るか、どういう基準で考えるかによって変わってきそうです。
最後に、生き物を飼ううえでもっとも大事なことを共有しました。
生き物を飼うなら最後死ぬまで飼う(事前にしっかり調べる)
絶対に、野外に放さない
もしどうしても飼えなくなってしまったら自ら処分する必要がある
その覚悟を持った人でなければ生き物を飼ってはいけない
とはいえ、上記と矛盾するかもしれませんが、
覚悟とかいうとビビっちゃうかもしれませんが、失敗を恐れずいろいろな生き物の飼育にチャレンジしてほしい、そこからいろいろなものを学んでほしい、とも思います。
参加者ワークシートより
次回は講演会「人と、川・アユの関係をよくするために」です。
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2023年10月21日
講演会「人と、川・アユの関係をよくするために」 を開催しました ガチ!生物多様性塾2023
【ガチ!生物多様性塾】 by 昆虫食倶楽部
Powered by 大興金属(株) (株)平出章商店 豊田合成(株)
ガチ!生物多様性塾2023
9/10(日)に講演会「人と、川・アユの関係をよくするために」 を開催しました。
講師は高橋勇夫さん(たかはし河川生物調査事務所)
全国各地でアユの調査や、天然アユを増やす取り組みをされているアユの専門家です。
アユの生態をとおして見る、川と人の暮らしとの関係について、
また、各地で取り組んでいる天然アユを増やす取り組み事例について、
お話しいただきました。
「人と、川・アユの関係をよくするために」とタイトルを付けましたが、
ということは、現状は関係がとても悪くなってしまっていることの裏返し。
(グラフはたかはし河川生物調査事務所HPより)
ダムの建設や護岸整備などによりアユにとっての生息環境が悪化し、
漁獲量で見ると、1991年をピークに減り続けてしまっているそうです。
それに対する対策として一般的に行われているのが「種苗(しゅびょう)放流」
テレビなどで鮎の放流をするイベントの様子が放映されているのを見たことがある人も多いと思います。
全国各地で現在も行われています。
高橋さんは、放流したらアユが増えるというのは本当だろうか、と疑問を投げかけます。
各地のデータを見てみると、放流しても漁獲量は必ずしも増えないし、むしろ放流することでのリスク(冷水病のまん延など)が見えてきているそうです。
どんな対策でも「効果」と「リスク」はあり、そのバランスをみて実施するかどうか検討するのがよいはずですが、
「効果」ばかりが調査され、報道などで強調されるのに対して、
「リスク」は報道されない、調査もされない、といったことがよく起きているとのこと。
アユを食べるカワウが待ち構えていて、放流されたそばから次々とアユが食べられていく、ということもよくあるようで、
それではカワウに餌やりしているのと同じでは・・・。
一定の効果はありつつもさまざまなリスク、コストを抱える種苗放流一辺倒な対策に代わるものとして、
高橋さんは天然アユを増やす試みを全国各地で行っています。
その中から
・高知県の奈半利川(なはりがわ)
・北海道の朱太川(しゅぶとがわ)
の2つの事例を紹介していただきました。
奈半利川は、ダム建設によってアユが激減し、大量の種苗放流をしたが成果は乏しかったところで、
ダムを利用して利益を得ている電力会社と漁協が協力して、アユの産卵場を整備したりすることで、天然アユが増えることにつながった事例。
天然アユが増えたことによって、敵対しがちだった電力会社と漁協が仲良くなって、一緒にアユを食べながら慰労会をやっている写真にホッコリしました。
朱太川は、もともとアユの移動を妨げるダムや堰(せき)がなく、とても豊かな自然のなかを流れる川ですが、
地元黒松内町の地域多様性戦略にもとづいて、種苗放流をやめたり、護岸を撤去するなどしてより豊かな河川環境の保全に取り組んだり、と、
朱太川と天然アユを持続的に利用しようとする取り組みの事例。
環境保全の取り組みそのものを環境教育や、観光資源につなげていくという方向性にとても可能性を感じました。
川の環境や取り巻く状況が全く異なる2つの事例をご紹介いただいたことで、取り組みの様子がより立体的にイメージできました。
どちらの事例でも、問題に対して対策を打って何かしらの効果が見えてくると、同時に次の新たな問題が生じたりとか、
だいぶ良い環境になってきたな、と思ったところで台風が来ていろいろ流してしまった、とか、
一筋縄ではいかない自然相手の仕事の大変さを感じるとともに、それでも諦めず、粘り強く、ひとつずつ進めていくのが環境保全活動なのだな、と改めて思いました。
完全攻略!鮎Fanatic 坪井潤一,高橋勇夫,高木優也 (著)
それら取り組みの詳細はこちらの本に詳しく載っているので、興味がある方はお読みください。
ガチ塾恒例、グループワークの時間です。
大谷翔平選手がやっていたことで注目されたマンダラチャートをやってみます。
「人とアユがいい関係である」を中央のマスにセットして、それに関する言葉を書きながら、思考を広げていきます。
出来上がったのはこんな感じ
最後のまとめとして高橋さんから
奈半利川、朱太川両方とも天然アユを増やすことに一定程度成功しているが、
両方とも同じ「成功例」として評価してよいものだろうか
奈半利川のやり方ははたして持続可能だろうか
という問いかけがありました。
その問いに対する応答は、今後の宿題にしようと思います。
参加者のワークシートより
次は9/24の外来種フィールドワークです
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会「人と、川・アユの関係を良くするために」
外来種フィールドワーク
受講生によるプレゼン大会
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ガチ!生物多様性塾2023
9/10(日)に講演会「人と、川・アユの関係をよくするために」 を開催しました。
講師は高橋勇夫さん(たかはし河川生物調査事務所)
全国各地でアユの調査や、天然アユを増やす取り組みをされているアユの専門家です。
アユの生態をとおして見る、川と人の暮らしとの関係について、
また、各地で取り組んでいる天然アユを増やす取り組み事例について、
お話しいただきました。
「人と、川・アユの関係をよくするために」とタイトルを付けましたが、
ということは、現状は関係がとても悪くなってしまっていることの裏返し。
(グラフはたかはし河川生物調査事務所HPより)
ダムの建設や護岸整備などによりアユにとっての生息環境が悪化し、
漁獲量で見ると、1991年をピークに減り続けてしまっているそうです。
それに対する対策として一般的に行われているのが「種苗(しゅびょう)放流」
テレビなどで鮎の放流をするイベントの様子が放映されているのを見たことがある人も多いと思います。
全国各地で現在も行われています。
高橋さんは、放流したらアユが増えるというのは本当だろうか、と疑問を投げかけます。
各地のデータを見てみると、放流しても漁獲量は必ずしも増えないし、むしろ放流することでのリスク(冷水病のまん延など)が見えてきているそうです。
どんな対策でも「効果」と「リスク」はあり、そのバランスをみて実施するかどうか検討するのがよいはずですが、
「効果」ばかりが調査され、報道などで強調されるのに対して、
「リスク」は報道されない、調査もされない、といったことがよく起きているとのこと。
アユを食べるカワウが待ち構えていて、放流されたそばから次々とアユが食べられていく、ということもよくあるようで、
それではカワウに餌やりしているのと同じでは・・・。
一定の効果はありつつもさまざまなリスク、コストを抱える種苗放流一辺倒な対策に代わるものとして、
高橋さんは天然アユを増やす試みを全国各地で行っています。
その中から
・高知県の奈半利川(なはりがわ)
・北海道の朱太川(しゅぶとがわ)
の2つの事例を紹介していただきました。
奈半利川は、ダム建設によってアユが激減し、大量の種苗放流をしたが成果は乏しかったところで、
ダムを利用して利益を得ている電力会社と漁協が協力して、アユの産卵場を整備したりすることで、天然アユが増えることにつながった事例。
天然アユが増えたことによって、敵対しがちだった電力会社と漁協が仲良くなって、一緒にアユを食べながら慰労会をやっている写真にホッコリしました。
朱太川は、もともとアユの移動を妨げるダムや堰(せき)がなく、とても豊かな自然のなかを流れる川ですが、
地元黒松内町の地域多様性戦略にもとづいて、種苗放流をやめたり、護岸を撤去するなどしてより豊かな河川環境の保全に取り組んだり、と、
朱太川と天然アユを持続的に利用しようとする取り組みの事例。
環境保全の取り組みそのものを環境教育や、観光資源につなげていくという方向性にとても可能性を感じました。
川の環境や取り巻く状況が全く異なる2つの事例をご紹介いただいたことで、取り組みの様子がより立体的にイメージできました。
どちらの事例でも、問題に対して対策を打って何かしらの効果が見えてくると、同時に次の新たな問題が生じたりとか、
だいぶ良い環境になってきたな、と思ったところで台風が来ていろいろ流してしまった、とか、
一筋縄ではいかない自然相手の仕事の大変さを感じるとともに、それでも諦めず、粘り強く、ひとつずつ進めていくのが環境保全活動なのだな、と改めて思いました。
完全攻略!鮎Fanatic 坪井潤一,高橋勇夫,高木優也 (著)
それら取り組みの詳細はこちらの本に詳しく載っているので、興味がある方はお読みください。
ガチ塾恒例、グループワークの時間です。
大谷翔平選手がやっていたことで注目されたマンダラチャートをやってみます。
「人とアユがいい関係である」を中央のマスにセットして、それに関する言葉を書きながら、思考を広げていきます。
出来上がったのはこんな感じ
最後のまとめとして高橋さんから
奈半利川、朱太川両方とも天然アユを増やすことに一定程度成功しているが、
両方とも同じ「成功例」として評価してよいものだろうか
奈半利川のやり方ははたして持続可能だろうか
という問いかけがありました。
その問いに対する応答は、今後の宿題にしようと思います。
参加者のワークシートより
次は9/24の外来種フィールドワークです
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会「人と、川・アユの関係を良くするために」
外来種フィールドワーク
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2023年10月11日
受講生によるプレゼン大会 ぜひ見に来てください! ガチ!生物多様性塾2023
【ガチ!生物多様性塾】 by 昆虫食倶楽部
Powered by 大興金属(株) (株)平出章商店 豊田合成(株)
11/5(日)に受講生によるプレゼン大会を開催します!
ガチ!生物多様性塾2023もいよいよ終盤戦。
すべてのフィールドワークが終わり、あとは受講生によるプレゼン大会を残すのみとなりました。
6月のおためしガチ塾から始まり、
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会「人と、川・アユの関係を良くするために」
外来種フィールドワーク
とやってきて、ここまででもかなりいろんなことを学べたのではないかと思います。
でも「良い勉強になった」「貴重な体験ができた」で終わるのではなく、それらを通して何を考えたのか、自分の言葉でプレゼンをするところまでやるのがガチ塾流。
インプットだけでなく、アウトプットもすることで、今までのインプットの価値がより高まると考えています。
とは言え、自分の頭で考える、自分の意見を伝える、というのは言うのは簡単でも実際にやるのはけっこう大変。
10月はプレゼン準備会として、受講生同士で相談しながら、スタッフがサポートしながらプレゼンの準備を進めていきます。
11/5の当日、受講生たちがどんなプレゼンをするのか、ぜひ見に来てください!
<日時>
2023年11月5日(日)13:00~16:00
<会場>
浜松市市民協働センター 2Fギャラリー 浜松市中区中央1丁目13-3
<参加費>
無料(要申込)
<内容>
・受講生一人ひとりによる生物多様性についてのプレゼンテーション
(スタッフや関係する大人のプレゼンもあります)
・グループディスカッション
<申し込み>
↑こちらより入力をお願いします↑
もしくは下記メールアドレスへお名前、ご連絡先をお知らせください。
メールアドレス:tottetaberu@gmail.com
昨年のプレゼン大会の様子
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土壌動物フィールドワーク
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外来種フィールドワーク
とやってきて、ここまででもかなりいろんなことを学べたのではないかと思います。
でも「良い勉強になった」「貴重な体験ができた」で終わるのではなく、それらを通して何を考えたのか、自分の言葉でプレゼンをするところまでやるのがガチ塾流。
インプットだけでなく、アウトプットもすることで、今までのインプットの価値がより高まると考えています。
とは言え、自分の頭で考える、自分の意見を伝える、というのは言うのは簡単でも実際にやるのはけっこう大変。
10月はプレゼン準備会として、受講生同士で相談しながら、スタッフがサポートしながらプレゼンの準備を進めていきます。
11/5の当日、受講生たちがどんなプレゼンをするのか、ぜひ見に来てください!
<日時>
2023年11月5日(日)13:00~16:00
<会場>
浜松市市民協働センター 2Fギャラリー 浜松市中区中央1丁目13-3
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<内容>
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2023年10月07日
外来種フィールドワークを開催しました ガチ!生物多様性塾2023
【ガチ!生物多様性塾】 by 昆虫食倶楽部
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巨大なスッポンいた!
9/24(日)に外来種フィールドワークを開催しました。
今、生物多様性は危機的な状況にあると言われていますが、外来種による問題はその主要な要因のひとつになっています。
環境省 生物多様性に迫る危機
そんな外来種問題について、昆虫食倶楽部が取り組んでいる佐鳴湖でのミシシッピアカミミガメの駆除活動を体験することを通して学んでいきます。
ゲスト講師として和亀保護の会の西堀智子さんにご参加いただきました。
主に関西地方で、長年イシガメの保護活動、外来カメの駆除活動をされています。
佐鳴湖に設置しておいたカメ用の罠を引き上げていきます。
小さめのミシシッピアカミミガメ
洗濯ネットに入れ替えて運搬
今回はハゼが一緒に入っていることが多かったです。
食べるとおいしいですが、今回はリリース。
カメ罠を回収しながら、佐鳴湖のいろいろな自然もあわせて観察します。
佐鳴湖に注ぎ込む新川には、さまざまな魚が泳いでいるのが見えます。
新川の水は透明なのに、佐鳴湖の中の水はとても濁っているのはなぜ?
川の中州に不自然に立てられている枝はなんだろう?
クグ(葛)は、日本では葛根湯や葛湯にしたり、つるを編んでかごを作ったりしてとても身近な植物だけど、そのクズがアメリカに侵入したら「グリーンモンスター」と呼ばれてとても厄介な外来種になっているらしい
(世界の侵略的外来種ワースト100にランクインしています)
ちなみにクズの新芽の柔らかい部分を天ぷらにして食べるととても美味しいですよ
(落ちていた死骸を見ながら)カムルチー(雷魚)は食べるとめっちゃうまい
このあたりでもう少しするとアケビの実がとれるんだけど、食べたことある?
といったような話をしながら歩きました(食べる話が多め)。
草の勢いがすごい。今の時期はヌスビトハギ(ひっつき虫)に要注意!
暑かったけど、とても良い天気でした。
捕獲したカメを計測・記録します。
カメの種や性別の見分け方講座。
巨大なスッポンがいました!(甲長35cm以上)
こういう出会があるとテンション上がりますね!!
その後、ミシシッピアカミミガメは冷凍庫に入れて殺処分しますが、希望する参加者にはその様子も見てもらいました。
昆虫食倶楽部では、専門家のアドバイスのもと、冷凍庫での殺処分をいう方法を採用しています。
低温で冬眠する延長上で苦しまずにいつの間にか死んでいるという状態が理想ですが、実際の冷凍庫の中の様子を見ると、必ずしも安楽死とは言えないのは事実。
駆除をしている人にとっても心理的負担はあるし、
駆除されるアカミミガメの立場で考えたらひどい話であることは重々承知をしていますが、
それでも、それに向き合い、乗り越えないと外来種対策は進まない、と思っています。
ここまででも、盛りだくさんで樹分と思える内容ですが、
ここで終わらないのがガチ塾!(ガチですねぇ)
富塚協働センターへ移動して、勉強会の部です。
戸田さんより、”本来”の生態系とは?というお話
「”本来”の生態系」ってなんなんですかね。
それを考えるだけで頭がぐるぐるしてきます。
外来種は
・侵略性のあり、無し(侵略的外来種⇔その他外来種)
・侵略性の程度(特定外来生物→緊急対策外来種→重点対策外来種→)
・海外から、国内から
・いつ入ってきたか
・移入は意図的か、非意図的か
・管理されているかどうか
・人の生活に対して、有害→中立→利益
・害、利益がお金に換算できるかどうか
など、
評価軸が多岐にわたっていて、入り組んでいるので、とても複雑。
「外来種」とひとくくりにしないで、ひとつひとつ解像度を上げて見ていく必要があると思います。
続いて、西堀さんから、和亀保護の会での活動の様子をお話しいただきました。
兵庫県のため池で、アカミミガメが侵入したことでハス(レンコン)が消滅↘↘↘
↓
レンコンが食べたいという思いで駆除活動開始
↓
紆余曲折ありながらも、防除に成功し、ハスの芽が出始める↗↗↗
↓
今度はアメリカザリガニ大繁殖し、ハスの芽を食べてしまう!↘↘↘
↓
アカミミガメ&ザリガニ駆除を始める
↓
2023年はレンコン掘りができることになった!!↗↗↗
うまくいったこと、うまくいかなかったこと含め、
活動を続けていく中で問題が生じたときに、それに対してどう考え、対処してきたか、臨場感たっぷりにお話していただきました。
一筋縄ではいかず、テンションが上がったり下がったりしながら続けていくのが外来種対策なのでしょう。
困ったときは助け合う
とにかく継続する
長年活動に取り組み、経験豊富な西堀さんの言葉は説得力があります。
最後はグループディスカッション
「外来種駆除の活動をすることで、どのような環境を目指していきたいか」
をテーマに話し合いました。
この点はじっくり時間をかけて話し合いたかったですが、スケジュールがおしてしまい、十分な時間が取れなかったのが残念でした。
でもなにか無駄な時間があったわけではなく、十分に時間を取ってやろうとすると拘束時間が長くなってしまう・・・。
合宿やりますか。
参加者ワークシートより抜粋
ガチ!生物多様性塾2023 開催レポート
おためしガチ塾
土壌動物フィールドワーク
里山フィールドワーク
夜の昆虫観察会
ミシシッピアカミミガメを解剖してみよう
ガサガサフィールドワーク
講演会「人と、川・アユの関係を良くするために」
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9/24(日)に外来種フィールドワークを開催しました。
今、生物多様性は危機的な状況にあると言われていますが、外来種による問題はその主要な要因のひとつになっています。
環境省 生物多様性に迫る危機
そんな外来種問題について、昆虫食倶楽部が取り組んでいる佐鳴湖でのミシシッピアカミミガメの駆除活動を体験することを通して学んでいきます。
ゲスト講師として和亀保護の会の西堀智子さんにご参加いただきました。
主に関西地方で、長年イシガメの保護活動、外来カメの駆除活動をされています。
佐鳴湖に設置しておいたカメ用の罠を引き上げていきます。
小さめのミシシッピアカミミガメ
洗濯ネットに入れ替えて運搬
今回はハゼが一緒に入っていることが多かったです。
食べるとおいしいですが、今回はリリース。
カメ罠を回収しながら、佐鳴湖のいろいろな自然もあわせて観察します。
佐鳴湖に注ぎ込む新川には、さまざまな魚が泳いでいるのが見えます。
新川の水は透明なのに、佐鳴湖の中の水はとても濁っているのはなぜ?
川の中州に不自然に立てられている枝はなんだろう?
クグ(葛)は、日本では葛根湯や葛湯にしたり、つるを編んでかごを作ったりしてとても身近な植物だけど、そのクズがアメリカに侵入したら「グリーンモンスター」と呼ばれてとても厄介な外来種になっているらしい
(世界の侵略的外来種ワースト100にランクインしています)
ちなみにクズの新芽の柔らかい部分を天ぷらにして食べるととても美味しいですよ
(落ちていた死骸を見ながら)カムルチー(雷魚)は食べるとめっちゃうまい
このあたりでもう少しするとアケビの実がとれるんだけど、食べたことある?
といったような話をしながら歩きました(食べる話が多め)。
草の勢いがすごい。今の時期はヌスビトハギ(ひっつき虫)に要注意!
暑かったけど、とても良い天気でした。
捕獲したカメを計測・記録します。
カメの種や性別の見分け方講座。
巨大なスッポンがいました!(甲長35cm以上)
こういう出会があるとテンション上がりますね!!
その後、ミシシッピアカミミガメは冷凍庫に入れて殺処分しますが、希望する参加者にはその様子も見てもらいました。
昆虫食倶楽部では、専門家のアドバイスのもと、冷凍庫での殺処分をいう方法を採用しています。
低温で冬眠する延長上で苦しまずにいつの間にか死んでいるという状態が理想ですが、実際の冷凍庫の中の様子を見ると、必ずしも安楽死とは言えないのは事実。
駆除をしている人にとっても心理的負担はあるし、
駆除されるアカミミガメの立場で考えたらひどい話であることは重々承知をしていますが、
それでも、それに向き合い、乗り越えないと外来種対策は進まない、と思っています。
ここまででも、盛りだくさんで樹分と思える内容ですが、
ここで終わらないのがガチ塾!(ガチですねぇ)
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戸田さんより、”本来”の生態系とは?というお話
「”本来”の生態系」ってなんなんですかね。
それを考えるだけで頭がぐるぐるしてきます。
外来種は
・侵略性のあり、無し(侵略的外来種⇔その他外来種)
・侵略性の程度(特定外来生物→緊急対策外来種→重点対策外来種→)
・海外から、国内から
・いつ入ってきたか
・移入は意図的か、非意図的か
・管理されているかどうか
・人の生活に対して、有害→中立→利益
・害、利益がお金に換算できるかどうか
など、
評価軸が多岐にわたっていて、入り組んでいるので、とても複雑。
「外来種」とひとくくりにしないで、ひとつひとつ解像度を上げて見ていく必要があると思います。
続いて、西堀さんから、和亀保護の会での活動の様子をお話しいただきました。
兵庫県のため池で、アカミミガメが侵入したことでハス(レンコン)が消滅↘↘↘
↓
レンコンが食べたいという思いで駆除活動開始
↓
紆余曲折ありながらも、防除に成功し、ハスの芽が出始める↗↗↗
↓
今度はアメリカザリガニ大繁殖し、ハスの芽を食べてしまう!↘↘↘
↓
アカミミガメ&ザリガニ駆除を始める
↓
2023年はレンコン掘りができることになった!!↗↗↗
うまくいったこと、うまくいかなかったこと含め、
活動を続けていく中で問題が生じたときに、それに対してどう考え、対処してきたか、臨場感たっぷりにお話していただきました。
一筋縄ではいかず、テンションが上がったり下がったりしながら続けていくのが外来種対策なのでしょう。
困ったときは助け合う
とにかく継続する
長年活動に取り組み、経験豊富な西堀さんの言葉は説得力があります。
最後はグループディスカッション
「外来種駆除の活動をすることで、どのような環境を目指していきたいか」
をテーマに話し合いました。
この点はじっくり時間をかけて話し合いたかったですが、スケジュールがおしてしまい、十分な時間が取れなかったのが残念でした。
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2023年09月12日
9/24【外来種フィールドワーク】開催します 参加者募集中です ガチ!生物多様性塾2023
【ガチ!生物多様性塾】 by 昆虫食倶楽部
Powered by 大興金属(株) (株)平出章商店 豊田合成(株)
6月からスタートしたガチ!生物多様性塾2023も大詰めを迎えています。
今年最後のフィールドワークは【外来種フィールドワーク】です。
そもそも外来種とはどういった生き物のことなのか
外来種はなぜ駆除するのか
外来種を駆除することで、どんな環境にしていきたいのか
佐鳴湖でのミシシッピアカミミガメ駆除作業を体験したあと、
ミニ授業、グループディスカッションでじっくりと考えていきたいと思います。
ガチ!生物多様性塾2023
外来種フィールドワーク
<日時>
2023年9月24日(日) 13:00~17:00頃
<会場>
佐鳴湖、富塚協働センター
集合場所などは参加者へお知らせします
<参加費>
スポット受講生(中高生):1,000円
一般聴講(小学生~大人どなたでも):1,000円
<内容>
・佐鳴湖でのカメ捕獲調査
・外来種に関するミニ授業
・グループディスカッション
<持ち物>
・汚れても良い動きやすい服装、靴 ※胴長の貸出できます
・必要に応じて着替え、タオル
・熱中症対策
・筆記用具
スポット受講生・一般聴講の申込みはこちらからお願いします
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そもそも外来種とはどういった生き物のことなのか
外来種はなぜ駆除するのか
外来種を駆除することで、どんな環境にしていきたいのか
佐鳴湖でのミシシッピアカミミガメ駆除作業を体験したあと、
ミニ授業、グループディスカッションでじっくりと考えていきたいと思います。
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