とって食べる

みんなのはままつ創造プロジェクト2016採択事業
【とって食べる】 by昆虫食倶楽部




【外来種をとって食べる作戦会議】を開催いたします。

日時：2017年2月18日（土）　16：00～18：00頃
場所：「表現未満、」実験室（中区鍛冶町）

どなたでも参加できます。ご参加お待ちしております。
※詳細・申込方法は下の方に記載があります。


【とって食べる】では、2016年の【外来種をとって食べる】の中で、
ミシシッピアカミミガメを捕まえて、料理して、食べることにチャレンジしました。


【外来種をとって食べる】2016年7月23日（土）
捕獲編の様子　料理して食べる編の様子　


そして2017年の【とって食べる】は、

食べることで、ミシシッピアカミミガメ問題の解決に近づく道を探求する！！

を重点課題とすることとしました。




”ミドリガメ”の名前でおなじみのミシシッピアカミミガメですが、
近年、野外での個体数が増加、分布地域も拡大し、在来種のニホンイシガメの生息域を奪ってしまうなど、生態系への影響が全国的に問題になっています。


本来は「特定外来生物」に指定されるところなのでしょうが、
かなりの数がペットとして飼育されている現実もあり、
なかなか抜本的な対策を立てることができていないのが現状です。


私たちとしては、

さまざまな恵み、楽しみを分け与えてくれる身近な自然の生態系、生物多様性をまもるためには、アカミミガメの駆除も致し方ない
　↓
が、アカミミガメ自身はただその場で懸命に生きているだけであり、「悪者」なわけではない。
　↓
駆除するのであれば、せめて美味しく食べてあげたい！
食べることをきっかけに、外来種の問題や生物多様性について、より深く考えたい！


ということで、2016年の【外来種をとって食べる】で、まずは一度アカミミガメをとって食べてみました。



アカミミガメは、
けっしてきれいとは言えない川で捕獲しましたが、
意外なことに、においもクセもないきれいなお肉でした。

スパイスでしっかりと味付けをしたカレーにするのがよく合うと思いました。
あとは土手煮とか。

十分に食べることができます！




一方で様々な課題もみえてきました。

①カメにも人にもできるだけストレスの少ないスマートな屠殺・解体方法を開発したい

②硬い甲に覆われており、解体・精肉作業が大変

③可食部が少ない

④サルモネラを保菌していることが知られており、食品として安全な精肉・調理法を開発したい

⑤カメ肉をより美味しく食べることができるレシピを開発したい

⑥かわいい亀を殺して食べるって、どうなの・・・？？？　外来種って本当に環境に悪影響なの？？？

⑦食べること」だけでは、外来種問題の解決にたどり着かない？？？　他の活動との連携を考えたい

これらの課題に、しっかりと向き合い、
ひとつひとつチャレンジしていきたいと思います。


下記の通り、今年の【外来種（ミシシッピアカミミガメ）をとって食べる】に向けた作戦会議を開催します

ぜひみなさんの知恵を貸してください！



【外来種をとって食べる作戦会議】

＜日時＞
2017年2月18日（土）　16：00～18：00頃

＜会場＞
「表現未満、」実験室（中区鍛冶町312-18 金原ビルディング2階　ZAZA向かいのソフトバンクの2F）

＜参加費＞
無料

＜内容＞（変更の可能性あり）
・2016年度の【とって食べる】の活動紹介

・佐鳴湖や日本各地での外来種の状況紹介

・浜松市の外来種に対する取り組み

・作戦会議（意見交換会）


どなたでも参加できます。
それぞれの立場でのご意見をぜひ聞かせてください。
話を聞いてみたいだけ、という方の参加も歓迎です。



【申込方法】
①参加者氏名
②電話番号
③メールアドレス
④参加イベント名（外来種をとって食べる作戦会議）
を、メールにてご連絡下さい。

メールアドレス：furaha.natsume@gmail.com



【お問い合わせ先】
昆虫食倶楽部　夏目恵介
電話：090-9900-0928
メール：furaha.natsume@gmail.com



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