とって食べる

みんなのはままつ創造プロジェクト2016採択事業
【とって食べる】 by昆虫食倶楽部

10月23日（日）に【トノサマバッタをとって食べる】を開催しました！


捕獲の部に引き続いて、

料理して食べるの部のご報告です。

会場：天竜協働センター


今回作るメニューは
・バッタの天ぷら
・イナゴの佃煮
・はちのこの塩炒め
・はちのこのう巻き風
・スズメバチのかき揚げ


まずは、解体したクロスズメバチの巣盤から、
はちのこと抜き取る作業「ヘボ抜き」
※「ヘボ」はクロスズメバチやはちのこを表す方言


ひとつずつピンセットで抜いていきます。




これがやりだすと面白くて、はまっちゃいます。


おいしそう！！
少しの油で炒めて、塩で味付けします。


成虫も食べます。
煙幕で気絶している間に胸のあたりをプチっと潰しておきます。
（潰しておかないと、しばらくすると動き出します）
成虫はかき揚げにします。



続いて、今回の主役、トノサマバッタを天ぷらにします。


生きたまま天ぷらのタネにエイっと投入。
ここで躊躇すると、逃げられます。






ころもに隠れてちょっとわかりにくいですが、
火が通ると、赤く色付きます。
あざやか。
エビと同じですね。



中区富塚町にある椎ノ木谷の稲刈りに便乗して、たくさん捕まえたイナゴ。
脚を取ります。
取らずにそのままでもOKですが、
脚は少し硬いのでとっておいたほうが、
食べた時の口当たりがよいです。


佃煮にします。



うなぎの替わりにはちのこの佃煮をまいた”うまき風”

うなぎの蒲焼とはちのこの佃煮は、
味覚センサーで味を分析すると、
コク、うま味、苦味、しょっぱさ、などが、ほとんど一緒なのだとか。
（出典　「昆虫食入門」 著者：内山昭一）


料理完成！！


バッタの天ぷら


カレー粉、青のり、パプリカ粉を混ぜて、
バッタの3色天ぷら


はちのこの塩炒め


クロスズメバチの成虫のかき揚げ


はちのこのう巻き風


イナゴの佃煮

いただきま～す！！





バッタと一緒に天竜川の河川敷で摘んできたヨモギなどもあります。








定番の「口から脚が出てる～～」


ごちそうさまでした～


最後のかたづけとおそうじ
かわいい



【お問い合わせ先】
昆虫食倶楽部　夏目恵介
電話：090-9900-0928
メール：furaha.natsume@gmail.com